解決済み
これから士業はどうなっていくと思いますか?こんにちは。来年から大学1年の者です。就職についての質問です。 自分の通う大学学部は司法試験や公務員試験、資格などにめっぽう強いそこそこの難関大なのですが、どうせならその環境を利用して難関資格(司法書士、行政書士、土地家屋調査士など)を取り、その関係の職に就きたいと考えるようになりました。地方上級を目指そうかも迷っています。 そこでなんですが、上に挙げたような士業は今現在やこれからはどうなんでしょうか?やはり普通に就活をして企業等に就職した方が安泰なのでしょうか?
士業と地方公務員ならどちらの方がいいですかね…独立開業を目指さないのであれば公務員でしょうか。そもそも独立開業ってどうなんでしょうか?色々すみません…
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「安泰」がお望みなら公務員しか道はないんじゃないかと思います。 ご存じのとおり昨今は「大企業だから大丈夫だと思っていた」と誰もが言うような大会社が倒産したり海外の会社に買収されたりしていますので、大企業に入社すれば一生安泰というような幻想はもう終わっていると思います。「要らない社員の辞めさせ方教えます」なんていうのが商売になる時代です。 その点、公務員なら倒産したり買収されたりということはほとんど考えられません。 ただし下っ端にとっては大変な仕事ですよ。残業も多いし給料も思っているほど高くない。年齢が上がるほどいい立場になって、退職後の福利厚生も充実していますので、人生の半ばで職を失う可能性は一番低いでしょう。 国民の中には「俺たちが税金で養ってやってるんだ」と露骨に見下してくる人も多いです。たとえばコロナウィルスに関して一時金を出すことが検討されていますが、やっぱり「政治家と公務員と生保受給者には与えるな」と言い出す人が出て来ています。 独立開業は気楽です。私は一人法人の代表で自分だけの会社を持っていますが、当たり前の話ですが上司の顔色を伺わなければいけないシーンは全くありません。その代わり、どんな結果になっても自分の責任ですし、失敗があって損失が出ても誰を叱るわけにもいきません。 勘違いしないでいただきたいのは、士業資格を持っているからといって開業すればお客さんが勝手にやって来て「先生様お願い致します」と言ってくれるわけではないということです。 どの士業を取ってもそうですが、現在有資格者は飽和状態です。士業というのは試験に合格して開業してからが勉強のスタートです。まずは営業の仕方を覚えて、需要のありそうなところを見つけ出して誰かに「お願いします」と言わせなければいけません。実務経験が豊富で仕事に精通した先輩たちとの競争です。やれそうですか? これもまたどの士業にも共通して言えることではあるのですが、試験で「営業能力」を測ることは行われていません。ですから、自分がどのくらい営業が上手いのか、開業してみないとわからないというのが現状です。だからどの士業でも、開業後数年で辞めていく人たちがかなりの割合に上るわけです。 持ってると食いはぐれない資格でアンケートを採ったら一番に来るであろう「医師」というのがありますが、お医者さんだって濡れ手に粟の生活をしているわけではありません。親が大病院の院長でその後釜に納まればいいというような恵まれた人なら別ですが、多くの人は試験合格後かなりの期間を無給で過ごします。ただ、医師というのは文系トップ資格であろう弁護士と比較して、新人を一人前に育て上げるシステムが出来上がってるんです。そういう意味では、確かに食いはぐれはありません。 というわけですので、安泰が希望なら公務員一択でしょうね。士業試験に合格しておくことが不要とは言いませんが、合格後の成り行きによっては全く無駄になることも想定しておいて下さい。 しかし…ねぇ…こっから先は愚痴ですが…。 私は多分あなたの倍以上の年齢だと思いますが、なんでこういまの若者というのは安泰を求めたがるのかなあ?いま人類は歴史の屈曲点というべき状況に立たされていると思うんですよね。日本だけではなく世界中で。 これから激動の時代に入ることは多分間違いないと言えるわけで、こういうときだからこそ一か八かの大勝負に打って出てやろう、と考える若者があまりにも少ない。無難に就職して勤務先に一生を「捧げて」定年後は年金でつましく生きる、みたいな生き方を二十歳そこそこで自分の生き方と定めてしまう。つまらなくありませんか? 最下層の人間が身ひとつで始めて、そこからのし上がっていくという物語はフィクション・ノンフィクション問わず沢山あるでしょう?漫画で言うと『キングダム』とか『ベルセルク』の鷹の団編とか。日本の実際の歴史にも、そういう人は沢山いますよ。そういう物語に接して胸を躍らせた経験、ないんですか? 偏差値というチャチな数字のお遊びで自分の「レベル」が測られ、その「レベル」に合う「レベル」の大学に進学し、その大学の「レベル」に見合った就職をして一生を過ごす。私から見て、どうしてそんなつまらない一生を希望できるのだろう?と不思議にすら思えます。数字には出ないけれどもこれが俺の個性なんだ!と他人に主張したいこと、何もないんですか? 失礼を承知で言いますけど、私には「食肉処理」というゴールに向かって粛々と育てられている家畜のように見えます。 私のようなオッサンでさえ、間もなく始まる、もしかしたらもう始まっているかも知れない、激動の時代に向けてどう生きてやるか考えて準備を始めています。それを考えるといまの若者はあまりにも覇気が無い。私がビジネスパートナーに選んだのが外国人であるというのも偶然じゃないのかも知れませんね。 まあ本人がいいというならいいとしなければいけないのでしょうけど、あなたのような若者に出合うたびに「いよいよ日本という国もここまでかな」と暗澹たる気分になります。
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(司法書士、行政書士、土地家屋調査士など) これらはいわゆる『代書』の名残りと言うべきもので、資格が制定された歴史からは、弁護士や税理士などの格下の組織から派生によるものであり、これらは弁護士や公認会計士などと違って難関資格などではありません。 また、取得すれば一生食えると言われてきた弁護士でさえ、人数過剰により仕事量の減少する中、少ないパイの奪い合いだと聞きます。 弁護士と公認会計士については、いきなり独立するケースは稀であり、裁判官として公務員として勤務することなど、就職活動し弁護士事務所、監査法人などに就職し、自分を売り込む事を考えれば一国一城の主と言うよりもサラリーマンに近いと思います。 上記の三士業(司法書士、行政書士、土地家屋調査士など)については、基本的に就職活動をしても、勤務先は見つかる可能性は弁護士や公認会計士と比較すると大変低いもので、いきなり独立するか、資格を保有しながらも関連する企業に勤務したまま、一生を使うこともないまま資格を保有するだけで終わる人も少なくありません。 いずれ新卒となるあなたが、いざ就職しようとしても、折角努力して費用を掛けて勉強したのに、仮にも代書を選択したなら、給料も低ければ大学の学費も元を取れませんし、これから代書を目指すということになれば、弁護士や公認会計士を目指したのに、そこで働く一生給料の変わらない事務員になるのと同じことです。 学歴が全くないなら別ですが、有名処の大学であるなら、弁護士か公認会計士が妥当なものであって、上位資格との差は相当の開きがあり、少しランクが下がった程度とは思わないほうが良いです。
1人が参考になると回答しました
皆が目指せることを目指しても、倍率は高いし補償もない。 士業が相手にする客は、会社経営者。すぐに見抜かれちゃうよ。 政治家になって、バカな国民騙した方が簡単でしょう。 安倍ちゃんや漢字読めない麻生でも総理になれるんだから 人と同じことやっても、抜きん出た才能がなけりゃダメだよ。
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