弁護士になるのは簡単になってますか？公認会計士の方が難しいと言ってました。高校の社会の先生が、司法試験はめちゃくちゃ簡単…

Question

弁護士になるのは簡単になってますか？公認会計士の方が難しいと言ってました。高校の社会の先生が、司法試験はめちゃくちゃ簡単になってるし、弁護士はもう食えないと言ってました。その先生は早稲田大学の法学部を卒業して、中央大のロースクールを卒業して、司法試験を受けて3振した過去があるそうです。

と言っても、先生の時代の司法試験は、旧司法試験といって、超狭き門の試験だったみたいです。先生は短答式試験には受かってたみたいなんですが、論文で何回も不合格になってたみたいです。

でも今は俺でも合格できると言っています。今の司法試験より公認会計士とかの方が難しいみたいです。

Answer 1

会計士より司法試験の方が簡単とか聞いたことがないし、司法試験受かった人の多くが会計士受かってるとかいう口から出た出まかせのような話も聞いたことがないですね。どちらもかなり難しい試験ではあるが、総合的に見れば司法試験の方が難しいと思います

Answer 2

旧司法試験と現行司法試験は、次元の違う試験です。

旧司法試験は、最終合格者数が最低で400人、最高で1500人程度でしたが、
毎年、東大生・東大卒の人だけで、3000人超～5000人が受験していました。

現行司法試験は、最終合格者数が1500人～2000人ですが、
東大生・東大卒の受験生は、予備試験段階で600人程度、
司法試験段階で300人～500人程度です。

これだけでも、二つの試験の次元が違うということが分かります。

試験のことを知らない人がいいかげんなことを言ったりしていますが
司法試験合格者が公認会計士試験に受かるのは難しくありません。
ただし、それは司法試験の方が難しいからではありません。

司法試験合格者は、
公認会計士試験の短答式試験が全科目免除されます。

通常の公認会計士試験受験生は、短答式試験合格のために多くの時間と費用を費やすのですから、これは、あまりにも大きすぎるメリットです。

更に、論述試験では、司法試験合格者は、企業法と民法の２科目も免除されます。

会計士試験で受験する科目は必須科目5科目、選択科目1科目の計6科目ですから、
2科目も免除されるのは大きすぎるほど大きいメリットです。

なので、司法試験合格者は、公認会計士試験に合格するのは、普通に受験勉強をすれば、それほど難しくありません（特に短答式試験の全科目免除が大きい）。

あと、
現行司法試験に移行する当初、
司法試験の合格率が7割とか8割になるというデマを法科大学院が流していたため、これを真に受けて、ほとんど勉強しなかった人たちが三振しました。
あなたの先生もこのパターンでしょう。
このパターンで三振した人に有名な予備校講師がいます（公務員試験講座で教養科目を教えたり、大学受験講座で小論文講座を持ってたりします）。

今は、法科大学院の定員充足率は60％代です。
なので、大学を選ばなければ、誰でも法科大学院生になって司法試験を受験できます。
誰でも受験できる資格試験の合格率は、
行政書士試験で10％くらい、宅建試験で15％くらい、司法書士試験で3％くらいなので、今の司法試験の合格率が約40％というのは、あまりにも高すぎると言えます。
（旧司法試験の合格率は2％～3％でした）

なので、
あなたの先生が今の司法試験なら受かると言っているのは正しいと思われます。

Answer 3

＞その先生は早稲田大学の法学部を卒業して、中央大のロースクールを卒業して、司法試験を受けて3振した過去があるそうです。

ってことは，旧司法試験でなく現在の司法試験（新司法試験）ですね。
新司法試験が始まった当初の方が，合格率は現在よりもずっと高かったです。

＞司法試験はめちゃくちゃ簡単になってるし、弁護士はもう食えないと言ってました。
そんな簡単な試験で三振したんでしょ？そんな人の言う事は信ぴょう性が薄いですね。因みに現在は5年以内に5回まで受験できます。

法曹三者の多くが公認会計士試験に合格しています。
何故なら，経済事件や企業法務を扱うについて，有利になるからなのと，司法試験合格者は，公認会計士試験の短答式試験において，法律科目が免除になっている事も有りますが。

Answer 4

会計士ですが、司法試験の方が絶対難しいと思います。向き不向きもあるかもですが。