将来、バラエティー番組のディレクターになりたい高１です。 テレビ業界についてよく分からないので、質問したいことを箇条書…

Question

将来、バラエティー番組のディレクターになりたい高１です。
テレビ業界についてよく分からないので、質問したいことを箇条書きにしました。分かる範囲で良いので教えてください。①製作するならテレビ局より制作会社に就職したほうが良いと知恵袋などで少し調べてわかったのですが、制作会社は大学より専門学校にいく方がいいのでしょうか？

②制作会社では「奴隷のような扱いで給料もアルバイトより悪い」と書いてあるのを見ました。そんなに酷いのでしょうか？また、大手でも同じですか？（給料や待遇など）

③制作会社でディレクターになることは出来ますか？そのときも給料は、良くないのですか？

④テレビ業界は、衰退して行くとおっしゃる方がいますが、これからの就職は難しくなっていきますか？

ご回答よろしくお願いします。

補足

人気番組のディレクター・プロデューサーはテレビ局の社員または、製作会社の社員それとも、フリーどれが多いでしょうか？

Answer 1

回答
①大学へ行ってください。
②大手といってもピンキリです
③制作者のことを「ディレクター」といいます。
④制作会社はつぶれていくでしょう。
解説
①について
「知恵袋で調べて」わかったというのはいかがなものかと思いますよ。
すくなくともマスコミなんですから。
②③とも関連しますが、
誰でも知っている制作会社などは、ほとんど局と同じくらい人気もあって
非常に狭き門となっています。
当然レベルの高い受験者が来るわけですから、
場合によっては田舎の局の職員なんかよりずっと高学歴がザラにいたりします。
また、ちゃんとした人が働く会社というのは
ちゃんとした就業規定があって、それに基づいて給料などが決められているので
「奴隷のような扱い」というわけにはいきません。
しかし、テレビの世界は発注元（テレビ局）を頂点とするならば
下請け（制作会社）から孫請け、ひ孫請け…と
削れる人件費はバンバン削って利益を出すところです。
高卒など、「その仕事」は覚えても（学歴等に裏打ちされた）クリエイティブな能力がない人間は
「それだけ出来ればいい」ということに見合った金額で雇われることになります。

なかでも、テレビに夢を見て、
テレビの仕事さえ出来ればそれでよいとやってくる世間知らずな若者などは
格好の餌食です。

>寝る間もない、食べていくのがやっとの世界です。給料を考えるのは２の次だと思います。とにかく、この業界に入るのならば、まともな生活はできない、と覚悟しておいてください。給料よりも、自分がやりたいことをまず、考えてください。

このような人を「放送奴隷」と呼ぶのです。

ですから、「給料もよくないのですか？」という質問には
出来るだけ頂点に近いところにいるならば、それに比例して。
とこたえるのが適当でしょう。

④については
テレビ局はデジタル化への巨額な設備投資や
広告収入の減少（原因は不景気やメディアの多様化）によって
人件費だけでなく番組制作費の削り込みを行っています。
上記のようにテレビ局自体もきついわけですから
そのおこぼれをもらわなければならない下請け（制作会社）は
当然苦しくなってきます。

くらい話ばかりで申し訳なかったが
それがテレビの現実。
もしあなたがテレビの世界を目指すというのであれば
出来るだけ頭のいい学生がいる大学へ行って、彼らと友達になり
できるだけ彼らと話をしてください。
そして、一コマの空きもつくらないくらい
たくさん勉強をして、たくさんアルバイトをして
たくさん旅行に行ったりしてください。

テレビは夢のある世界です。
そうやって出来るだけ高い見識を身につけて
ひとびとに夢を与えられる人間になってください。
そうすることが楽しい番組をつくるテレビマンへの近道だと思います。
期待しています。

補足分

プロデューサーという人は総責任者であって
番組のコンセプトを決める人。実際には現場にいない。
当然局の人間。制作ですらないこともある。

ディレクターというのは現場監督。
現場が下請けに出されている場合は
ディレクター自体も下請けと言うことがあるが
たとえば毎週ある番組をすべてひとりで仕切るのは無理。
コーナーであったり週であったりで交替になることが多い。
その中に局からのお目付役や若い局員の修行として
局の人間がいることもある。

Answer 2

① どんな制作会社に就職するか・・・、によります。大手に入りたいんだったら、いいところの大学に入ったほうがいいと聞きます。ドラマですと、共同テレビジョンなんかはほぼ、テレビ局と同じくらいの学力が必要と聞きます。

② 実際に、経験したことはありませんが、これはあるらしいです。テレビ局と制作会社では雲泥の差です。

③ ディレクターにはなれます。ただ、テレビ局とは給料・仕事内容などは違いがはっきりと、あります。

④ もともとテレビ業界には就職人数も少しな上に、何万人もの人が就職希望をだします。それに、現在の不景気ですからね。難しくなると、いわざるをえません。

私が気になるのはなぜ、あなたは給料を気にするのでしょうか？マスコミ業界に入るならば、寝る間もない、食べていくのがやっとの世界です。給料を考えるのは２の次だと思います。とにかく、この業界に入るのならば、まともな生活はできない、と覚悟しておいてください。給料よりも、自分がやりたいことをまず、考えてください