現在18歳、今年の４月からイラストを学べる専門学校へ入学します。

Question

現在18歳、今年の４月からイラストを学べる専門学校へ入学します。正直高校を卒業してすぐに就職したかったのですが、好きなことを学んでそれを仕事をしたいと思い、親や友人にも押され、入学を決めました。
けど莫大な奨学金を借りてまでホントに自分は絵を描きたいのか、ということや、2年間学んだところで食べてける収入を得られるのか。絵に関する職に就けるのか、など今になって凄く考えてしまい、とても怖いです。

生半可な気持ちで入学を決めてしまった私に責任があるのは重々承知した上での質問です。

同じような考えを持っていて入学を決めた人はいますか？もしいらっしゃったら、今楽しいか。後悔はしていないか、等アドバイスを下さると嬉しいです。厳しいコメントもして下さると嬉しいです。

Answer 1

あなたの進学先は桑沢デザイン研究所ですか？

そこならイラストの専門学校で唯一、
肩書が就活で役立つ学校ですので
大船に乗ったつもりで安心して勉強してください。

桑沢は本当に「唯一」です。
その他は本当に全部
「おけいこ塾」の範囲内です。
そういう学校でも就職できる人はいますが
それは単に個人の資質にものを言わせてるだけであって
（要はプロ確実の力を生まれつき持っている）
そういう人はどんな進路でも
結局はちゃんと就職できるものです。

Answer 2

概ね、先の回答の方々の言う通りですね。
イラスト専門学校は、5〜10%しか絵に関する職に就けません。
5〜10%というのは、例えば学年で100人の学生がいたとしたらその中の5〜10人しか希望の作画職・デザイン職に就けないということです。それ以外の2〜3割くらいがDTPオペレーターや印刷会社の契約社員あたりとなり、残りの6割くらいの人間は小売業や飲食業など、絵とはまったく関係ない職業に就くか、ニートかフリーターになります。

これは当たり前のことです。何故なら、イラスト専門学校生は就活時に美大生と同じ土俵で戦って採用を勝ち取らなければならない立場にあります。そしてこれまた当たり前のことですが、多くのイラスト専門学校生は美大生に勝てる画力もデザインセンスも持っていません。なので絵に直接関わる作画・デザイン職の椅子はほぼ全て美大卒に奪われ、イラスト専門学校生はせいぜいDTPオペレーターや印刷業に甘んじることしかできないわけです。しかし、ごくまれに美大卒に勝てるくらい能力のある専門学校生がおり、そうした学生は作画系の職に就けます。それが冒頭述べたような5〜10%の学生というわけです。

質問者様が2年後に絵に関する職に就きたいのであれば、死に物狂いで努力してください。現時点で明確に絵の才能を持ってるだとか、中高時代に絵に関する実績を多く残したとかでないかぎり、死に物狂いで努力して上手くならなければ質問者様の2年後はしがない印刷業か小売業か飲食業で確定です。現実は甘くはありません。今から、美大生に勝てるくらいの努力をし、5〜10%の上位学生になってください。イラスト専門学校への入学を決めた以上、質問者様にそれ以外の道はありません。

頑張ってください。

Answer 3

イラストの仕事してます。

専門学校は出ていないのですが、専門学校について思うことをブログに書いたので、どうぞ。

ネガティヴなことも多く書いているので不安になるかもしれませんが、もう入学する以上は腹くくって頑張るしかないので、覚悟を決めて、死ぬ気でがんばってください。

http://tomangamichi.blog.fc2.com/blog-category-96.html

Answer 4

本音でいえば、「イラストを学べる専門学校」入学は入学者100人いれば5〜10人以外は無意味で失敗だった選択となるでしょう。つまり例外を除けば行く意味のない学校ということになります。

イラストは基本学校で習うものではないと思います。自分の感性、感覚、発想で作りあげるものです。したがってイラストレーターになるためには、大学の文学部でもなんでもいいのです。

もし進学するならば、専門学校ではなく美大です。

専門学校はテクニックや技術だけを教えるところです。アドビのソフトの使い方などもやるでしょう。それに対して美大は、それら技術などを教えるのではなく、答えのないものを探し、自分の個性を伸ばすことをするのです。これは発想力において、専門学校生と美大生の最大の差になります。専門学校＝結果だけ、美大（大学）＝過程・経緯を考えるという差なのです。

難しいでしょうか？

＞2年間学んだところで食べてける収入を得られるのか。絵に関する職に就けるのか

難しいでしょう。美大生でも就職は難しいのですから、誰でも入れる専門学校生はなおさらです。おそらくイラストを含む美術系の職に就けるのは上記5〜10%、DTPオペレーター・印刷オペレーター関係が20%程度、残りはその他の関係職種・フリーターではないでしょうか。

生半可な気持ちで入学を決めてしまった私に責任があります。したがって5〜10%に入るように頑張るしかありません。専門学校では美的な感覚の勉強がおろそかになります。美術展や美術館などに足を運んで、美というもの触れてください。

お節介でした。