〉公立の教員の方が公務員であるため、高い採用倍率を突破してきた優れた人材 公務員試験を突破したこと=教員の優秀さではないことを前提にお話しします。 首都圏の中高一貫私立校の場合、文理科目を問わず、ある程度以上の大学の修士号取得者でないと、非常勤講師にも採用されなくなってきています。私の観測範囲ですと、偏差値55以上の私立校で、新規採用の際に学部卒を採用する例は見たことがありません。倍率が低いと言っても、そもそも競争相手となる母数が少ないのです。 院卒を採用するメリットは、「教員の基礎学力が保証される・自分の教える科目に関する確固たる知識があり、先輩教員が指導する必要がない・大学の実情に詳しいため、進路指導が現実的・学会での論文発表や口頭発表の経験があるため、生徒に高レベルの小論文やプレゼン指導ができる」といったことが挙げられます。どれも今時の生徒や保護者が望む指導力であり、これらを行える私学教員に対する評価は高いです。 また、私立校は教員の転職・ヘッドハントが多く、同時に学校に生徒が集まらないと職を失うため、「公務員になったから安泰!」というマインドはありません。公務員体質を嫌う人々からすると、私立校の方が民間企業に近い=優秀という評価になるでしょう。 最後に、お給料も私学の方が高いです。給料が安いと優秀な教員に逃げられるため、初任給300万〜400万スタートが相場でしょうか。 もちろん、公立教員が私立教員に劣るわけではありません。私立も学校によりけりです。ただし、私立教員の方が教員の学力は高く、公務員体質が薄いのは事実です。
進学率や合格実績を重視する私立中ならかなりの指導力が求められるのでは。下手な授業では解雇されると聞くよ・・・・
私立も公立も、それなりに優秀な人物が、教員になっています。 どちらも、地方国立・MARCH関関同立クラス以上の大卒者が主体です。 公立の場合、そのくらいの地頭がなければ、教員採用試験に合格できないのです。 私立の場合、旧帝や院卒修士も、多いのです。 ただし、私立の場合、いきなり本採用されることは、少ないのです。 私立の初めは、非正規雇用の講師からスタートする場合が多いのです。 そして、授業や生徒指導で実績を上げれば、やがて本採用の専任に登用されると言うコースが多いのです。 このコースでは、力のない講師は、退職していきます。 そういう意味では、私立には、力のある先生が、残っていると言うことになります。 ただ、私立学園も、決して安泰ではありません。 私立と言っても、生徒の質の全てが高い、とも言えないのです。 私立の生徒は、確かに学力は高いのです。 入試があるからです。 しかし、受験戦争の結果、エゴのカタマリのような生徒も、多いのです。 公共交通機関の中での、私立生の狼藉は、貴方もご覧になっているはずです。 私立学園でも、生徒指導主任は、最重要校内人事です。
一言で言えば私立はピンキリ。 教員の研修に力を入れている一部を除けば、研修すらないところが多いです。 そして、研修があっても、「私立学校」、つまり経営の研修で、指導の研修ではありません。 お金が入らなかったら、私立は潰れます。 ただ、公立中学が良いかと言えば、中学にはいろんな子供がくるので、質が私立のように均一ではない。 もちろん、私立でも馴染めない、いじめられた、お金が払えないなどで公立に転校してくる子もわりといます。
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