局員のパーソナリティなんて、もはや存在しない。文化放送出身の、みのもんた(1944-)の時代に最盛期を迎え、今はすでにその役割を終えている。 『青葉城恋唄』がヒットした、さとう宗幸(1949ー)は、1977年からNHK-FM仙台「FMリクエストアワー」でDJを務めていた。この番組にはリスナーから寄せられた詩に、佐藤が曲をつけて歌うコーナーがあり、そこで披露されたのが、「青葉城恋唄」だった。 1990年代前半に、国の規制緩和で登場したコミュニティFMは、2015年、栃木県栃木市の「FMくらら857」が開局し、放送局の空白都道府県がなくなり、これ以上増えない。むしろ、続々倒産していってる。 「ラジオパーソナリティ」になりたいのであれば、現職の先輩たちが、そんなバックボーンを持って業界に飛び込んだのか、調べてみたか? ウィキペディアで、「日本のラジオパーソナリティ一覧」を検索すると、何百人ものパーソナリティがヒットする。 著名なパーソナリティだけで何百人も活動してるっていうのに、経験もなしにその仲間入りができると思うか? たとえば、50音順で最初に出てくる、相賀真理子(1975ー)は、電気通信大卒業後、HBC北海道放送アナウンサー、テレビ神奈川契約アナウンサーの経歴を持つ。 経歴詐称で、出演予定だった、フジテレビ『ユアタイム〜あなたの時間〜』を含め全ての番組を降板した、ショーン K(1968-)は、「テンプル大学でBA(学位)、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。パリ第1大学パンテオン・ソルボンヌに留学」と称していた。 実際は、テンプル大学ジャパン(2005年以前は学校教育法上の大学ではない)入学後程なくして中退しており、卒業後在籍していたとされていたハーバード大学も、パリ大学も共にオープンキャンパスの授業を取ったのみで、学士を含め学位・修了書が発行されるプログラムには一切参加していなかった。 高学歴で(電気通信大は、国立の難関大だ)局アナ経験があるか、ほらっちょ川上(ショーンKの高校時代のあだ名)くらいの大風呂敷で業界に殴り込みを掛けるくらいじゃないと、務まらない。 おれは元新聞記者で、会社を辞めて、ディレクターとして『日テレ』『フジテレビ』の仕事を請け負い、『青二プロダクション』などの声優事務所との付き合いがある。『青二』にも、ラジオで仕事をしている所属声優がいる。 ラジオの仕事は、人気パーソナリティでもない限り、週1本60分のレギュラー番組で、時給1500円(交通費支給なし)なんて案件しかない。 会社員って、いくつだ? 未成年なら、地方国立、GMARCH、関関同立に今すぐ入学しろ。同時に、『日ナレ』などの養成機関に、ダブルスクールで通え。 年を食っているのであれば、たとえば、インターネット放送局『天草テレビ』(熊本県天草市。http://www.amakusa.tv/)が、高齢者女子アナを、継続的に募集している。認知症で倒れたり死んだりするから、常に人を入れなきゃならんのだ。
なるほど:1
ラジオパーソナリティーの社員採用なんてないんじゃないですか? 「ラジオ局に新卒で入社して、見込まれた人がパーソナリティーに抜擢される」か、あとは「芸能事務所とかに所属するタレント(個人事業主)が採用される」かでしょう?
知名度上げるか、コネ作るかですよ。 地方fmのボランティアで、実績つくるとか。
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