この度、経済産業省 産業保安監督部 電力安全課より、自家用電気工作物の立ち入り検査を行うとの連絡があり、時間的に2時間程…

Question

この度、経済産業省 産業保安監督部 電力安全課より、自家用電気工作物の立ち入り検査を行うとの連絡があり、時間的に2時間程度、机上検査と現場検査を実施するようなのですが、経験された方がいらっしゃいましたらどのようなことをするのか教えていただきたくよろしくお願いいたします。

Answer 1

机上検査は、自家用電気工作物設置時の産業局提出書類や、

点検(日常、定期、精密)点検書類のチェック(保管状況、記録の不備確認等)

電気主任技術者への口頭質問(執務に関する質問)

が行われます。

検査前に、上記書類が整備されているかや、執務における留意点

(監視・記録・目視点検・定期、精密点検時の留意事項、安全対策等)

が含まれます。

現場検査は、書類に基づいて変電設備や施設内を巡視し、電気設備

技術基準に沿った観点から、不備、改修個所指摘が行われます。

そして、当日指摘された事項について、整備や改修予定を質問されますので

ある程度の応答への準備が必要と思います。

Answer 2

御社の自家用電気工作物保安規程に記載していることを、忠実に実行しているか否かを検査されます。

例えば巡視記録で保管期間を5年と決めていたら、４年前の何月何日の巡視記録を見せてくださいとか意地悪い質問もあり。

何年も自家用電気工作物保安規程を見直していないと、指摘の絶好の標的になりますよ。

最後に一言。
お土産も必要なので技官に何点かの指摘事項は、残しておいてあげてください。

１点か２点の改善命令が出されるのは、何時ものことなので覚悟しておいた方が良い（電気事業法を見ながら、技官と法の解釈について争わない方が良い）。