「お金の稼ぎ方は複数あると安心・・・」つまり、それほど私たち勤労者の雇用が不安定になり会社への信頼が揺らいできている、ということです。 以前の日本では今のような「不安定雇用」などほとんど存在しませんでした。雇用は、学生アルバイトを除けば総て終身雇用でしたので会社への信頼も厚く、従って会社側も雇用した従業員を大切に育て一生面倒を見る覚悟でいてくれました。 しかし最近の雇用関係はこうしたこうした会社と従業員の信頼関係を完全に否定するものになってしまいました。その原因は小泉純一郎氏がアメリカの新自由主義を日本にコピペして持ち込み、不安定雇用や民営化を一気に推し進めた事です。 この結果、今年の5月にNHKが報じたように「サラリーマンの年収はこの20年間減り続けている」という事態や、短期間の契約雇用が一気に拡がり勤労者は使い捨て可能な軽い存在に貶められたのです。 従ってこうした悪条件下では一つの会社との雇用関係でけでは生活は安定せず、安心できる収入を求めて多様な収入を模索せざるを得ない状況に国民は追い込まれているわけです。 また70歳まで働かせたいという政府の指針も、日本がかかえる世界最悪の財政事情の下では年金の支給額を減らし、支給期間を遅らせることが不可欠になってしまったからです。 高齢者雇用には様々な弊害とリスクが発生しますが、それを覚悟の上でもなお判断力や創造力の鈍った老人を大量に雇用せざるを得ない重大な経済~財政危機が日本には潜在しているからです。これから大変な時代がはじまります。
1人が参考になると回答しました
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 平日勤務で週末はリフレッシュしたい人におすすめ >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る