公務員試験の政治に関して質問です。 参考書で、「内閣総理大臣は国務大臣を任免する」とありますが、違うページでは「内…

Question

公務員試験の政治に関して質問です。

参考書で、「内閣総理大臣は国務大臣を任免する」とありますが、違うページでは「内閣総理大臣は国務大臣を任命する」とありました。
意味を調べてみると、任命は職務を命ずるとあり、任免は職務を任せると同時に、免ずる事も出来るとありました。
実際の試験で出た場合、どちらの場合も○にしてよろしいのでしょうか。

Answer 1

恐らく、単なる誤字のような気がします。
確かに「任免」といえば、任命と免職のことなのですが、
憲法上は「任命」と「罷免」と別の言葉ですので、「任免する」という選択肢を作るのはあまり考えにくいと思います。
（もし、仮に出てきた場合には「任免」だとしても「任命」だとしても〇にして良いでしょう）

ちなみに、公務員試験でよくあるパターンとしては、「指名」と「任命」の違いを理解しているのかを問うてくるパターンが多いですね。

公務員試験の場合は、勉強する範囲が広いので、あまり細かいところまで気にして勉強するとドツボにはまります。
実際に公務員になれば条文を読み込む必要も場合によってはあるのですが、
公務員試験の合格だけを考えるのであれば、条文一つ一つを確認する必要はなく、参考書を読んでよく出てくる言葉の違いを正しく理解できれば十分です。

Answer 2

勉強のやり方が違うと思います。

法律についての設問や解説に疑問があれば、まず最初に法律の条文そのものを見るべきです。
e-gov で検索すれば出てきますから、特に何か用意する必要もありません。

ご質問の例であれば、憲法68条です。
第1項に任命、第2項に罷免が書かれていますから、条文は分かれているけど両方書いてあることが分かります。

どう書けば正解になるかは、設問によるでしょう。