解決済み
第2回公認心理師試験の問題151の解答速報が割れていますが、どなたか、正解とその根拠を教えていただけるとありがたいですのが。
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どんな問題なのか見てみました。 問151(事例)概要=50歳男性、同僚の大量退社により激務となる。時間外が月100時間を超える。深夜早朝勤務多し、不眠、自信喪失。疲労度自己診断で疲労あり。「会社の」公認心理師の対応として最も優先されるものを一つ選ぶ。 (1)HAM-D(ハミルトンうつ病尺度)を実施 (2)産業医面談を強く勧める (3)継続相談を勧める (4)休業するよう助言する あくまで「会社」の心理師を想定した問題ですよね。1個人としての心理師の場合ではありませんから、意見が割れるような設問じゃありません。 いわば産業保健分野をきちんと理解しているかどうかの問題なわけです。会社は法をベースにして組織的に取り決めを行って動きます。 これは、労働安全衛生法に基づいた、長時間労働者に対する、産業医の面接指導の件を理解しているかどうかを問う問題と思われます。 労働安全衛生法では、長時間労働による脳、心疾患を防止するため、事業者に長時間労働で疲労していると思われる労働者に 医師の面接指導を受けさせることを義務づけています。本人の申し出はいりますが。 (月100時間を超える時間外労働をした者には、産業医の面接指導を勧奨することになっています) ということから答えは② になります。 産業で働いていたら、このシチュエーションで①とか絶対にありませんよ。心理師が1人で解決する次元の話ではないですから。うつのスクリーニングをしたところで、会社の義務を果たしたことにはなりませんし、④は最悪ですね。就業に対する事は、産業医が本人と面談をして本人や会社に助言することで、心理師と本人だけで進める話じゃありません。 事業者として、法にのっとりきちんと過重労働対策に組織的に取り決めをしてあるはずです。 会社に属している以上、きちんと決められたように対応すべきことです。 そうでなければ、会社が管理責任をとわれる話になるんですよ。 以上、産業保健師&公認心理師でした。
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