公務員は、ポジティブなランキング、例えば親が将来子供に就いてほしい職業や、結婚相手として望ましい職業などでも常に上位にあります。 質問のような事象(公務員が就いてほしくない職業の上位に入っている)は、好きな芸能人の上位者が、往々にして嫌いな芸能人ランキングにも入っているのと同じで、広く認識されているために起こっている現象です。 公務員と一口に行っても官僚、税務署職員、県庁、市役所、警察官、消防官、自衛官、教員など幅広く、共通点は国や地方自治体に雇われていることだけなのですが。 一般的なイメージの公務員は県庁や市役所の事務員だと思いますが、公共性と透明性を求められるがゆえに、 ・地域内の全ての人を対象とした業務であるため、個々の事情は軽視されがち ・モンスタークレーマーのような住民には隙を見せてはいけないため堅苦しい形式的な対応になりがち ・客がこようがこまいが給与は変わらないためサービスレベルは向上しにくい ・手続きや意思決定の公平性、透明性が問われるので何をするにも慎重で時間がかかる ・制度の縛りがあるために、無駄な(無駄に見える)仕事でもすぐにはやめられないし、必要な(必要に見える)仕事にもすぐに対応できない。 ・ホワイト職場である(ことが多い) ・明らかな不祥事を起こさない限りクビにならない といった傾向がある、またはそう信じられています。 そのために、公務員以外の人から見ると苛立ちや羨望の対象になるのだと思います。
公務員って特別な人種だからです。 普通じゃない人種だからです。 頑張ってはいけない!目立ってもいけない!自分の意見を言ってはいけない!隣の人の仕事を手伝ってもいけない! って中で、一つでも自信が無かったらなってはいけない職業ですよ。
「将来なって欲しくないランキング5」ってのは信じられんな。親から見ても、学校から見ても、公務員は、「子どもに就かせたい」職業ベスト10に入るはずなんだけどな。もちろん、結婚相手としても有望だ。 煙たがれる最大の原因は、公務員コンプレックスだと思う。「自分はなれなかったのに」と。基本的に倒産もリストラもないし、身分は保証され、ちょっとやそっとじゃクビにならない、というのも、住民感情からは善望とともに、やっかみはあるだろうな。 加えて、「自分たちが払った税金でのうのうと暮らしている」という被害者意識もあろう。 「楽な仕事をしている」というひがみもある。終身雇用制で年功序列。安定した収入に、かなりの高額な退職金、恵まれた年金制度も、ひがみの対象になろう。 警察官や税務署職員など、「(搾取される)住民の敵だ」という敵対心も抱きがち。 警察や消防は、「肝心な時に役に立たん」と批判もされる。 また、お役所勤めの悪弊として、一般に、民間企業では当たり前の「顧客対応」ができない。殿様商売なんだな。これは国、自治体とも危機感を募らせていて、職員をデパートなど顧客対応の最前線で研修させるなどしているが、なかなかうまくいってないみたい。そのことは批判されてしかるべきだ。 ま、公務員の給与も人員も削減の方向に向かっているが、民間企業の方がこれら痛手は先にこうむってる。民間企業が全てつぶれるような政情的天変地異が発生したとしても、細々ながらも役所は生き残る。 バクチのような波乱万丈な生き様を愛し、いつまで続く変わらないはぶりの良さを重視するのなら、公務員の仕事はつまらないかも知れないが、堅実に生きたい人にとっては、公務員はやりがいのある職場だと思う。 それに、役場に関心のない人は知らないだろうけど、公務員には数限りない種類の、部外者には思いもよらない内容の業務がある。そのための部署もある。決して「退屈な仕事」ではないよ。
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