解決済み
特別支援学校の教員免許について現在大学3年生で、美術科の中高の教員免許を取るために、教職課程を履修しているところです。(教育学部ではありません) しかし、美術科の採用枠は少なく、非常勤で採用されても契約が切れたあとの保証もないので不安です。 色々調べていると特別支援学校の教員が足りていないと言う記事を見ました。免許が取れるなら取りたいなと思ったのですが、中高の教職課程を取っていても簡単ではないのでしょうか? 通信教育などで資格を取れればと思いましたが、やはり教育学部などでちゃんとした過程を履修しなければならないのでしょうか? 知識がなく、的はずれなことを言っていたらすみません。
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>通信教育などで資格を取れればと思いましたが、 通信制大学も、文部科学省が許可・認可した正式な大学ですから、 通学の大学で取得しても、通信制大学で取得しても、どちらも同じ免許です。 >免許が取れるなら取りたいなと思ったのですが、中高の教職課程を取っていても簡単ではないのでしょうか? 常勤教諭・常勤講師として、3年以上の勤務経験がない場合、 →特別支援学校教諭免許を取得するには、 「2週間の特別支援学校教育実習」が必修です。 >現在大学3年生で、美術科の中高の教員免許を取るために、教職課程を履修しているところです。 ☆文部科学省は、 「特別支援学校教諭免許を取得する場合は、 幼小中高のうち、最低でもどれか1つ以上の教員免許も、 必ず取得すること」 ・・・としています。 →そのため、 基本的には、 (例) ・特別支援学校幼稚部の教員として働きたい →幼稚園免許+特別支援学校免許が必要 ・特別支援学校小学部の教員として働きたい →小学校免許+特別支援学校免許が必要 ・特別支援学校中学部の技術の教員として働きたい →中学技術免許+特別支援学校免許が必要 ・特別支援学校高等部の美術の教員として働きたい →高校美術免許+特別支援学校免許が必要 ・・・といった感じになります。 ☆しかし、特別支援学校(障碍児養護学校)では、 小学部・中学部・高等部の3つだけしかない特別支援学校が非常に多く、 幼稚部もある特別支援学校は、かなり少ないため、 幼稚部教員の求人募集は、すごく少なく、 「本都道府県では、幼稚部教員は十分足りていますので、 今年度は、特別支援学校幼稚部教員の教員採用試験は、 実施しないことが、正式に決定しました」 ・・・と、 なってしまう場合もあります。 ☆例えば、 ・幼稚園免許、特別支援学校免許の2つしか持っていない人が、 特別支援学校小学部の教員として働く ・幼稚園免許、小学校免許、特別支援学校免許の3つしか持っていない人が、 特別支援学校高等部の教員として働く ・高校理科免許、特別支援学校免許の2つしか持っていない人が、 特別支援学校中学部の教員として働く ・中学英語免許、高校英語免許、特別支援学校免許の3つしか持っていない人が、 特別支援学校小学部で、クラス担任をする ・・・というのは、 教員が足りなくて困っている場合などに、 都道府県教育委員会から、特別に許可される場合もありますが、 どちらかといえば、かなりレアなケースです。 ※例えば、東京都のように、 例えば、高校免許は持っているが、特別支援学校免許を持っていない人でも、 特別支援学校高等部の教員として働くことを特別に許可するから、 働きながら、通信制大学などで勉強し、特別支援学校免許を取得しなさい。 ・・・としている都道府県もあります。 →ただし、この場合であっても、 ×小学校免許だけしか持っていない人が、 特別支援学校高等部の教員として働く ×幼稚園免許と小学校免許の2つしか持っていない人が、 特別支援学校中学部の教員として働く ×中学美術免許と高校美術免許の2つしか持っていない人が、 特別支援学校幼稚部の教員として働く ・・・といったことは、 できません。
特別支援学校の免許と中学の免許を大学で取得した経験があります。 特別支援学校の免許を通信、または大学で取得することは可能ではありますが、 単位数が多いです。26単位ぐらい必要です。 大学の教育学部で中学校や小学校の免許と一緒に取得しましたが、 けっこう大変でした。 (ちなみに取得の際には基礎免許として、小中学校の免許を取得している必要があります。) しかし、おっしゃるように特別支援学校は人手不足の状況でありますから、 特別支援学校の免許状がなくても支援学校の教員として勤務することができます。 特別支援学校で臨時採用で勤務されている方々の多くが特別支援教育の免許はお持ちではありません。 とはいえ、現状通常の学校であっても特別な教育的ニーズのお子さんはたくさんいますから、特別支援教育について学ぶことは大変有意義なことだと思いますし、 採用試験の際の引き出しを増やすことにもつながると思います。
これは回答が難しいんですが・・・ 通信教育も、文部科学省から認可を受けているちゃんとした教育過程です。 通学制と通信制では基本的な勉強内容についての違いはありません。 あるのは講義に参加するかしないかの違いなだけです。 ただし、多分思っているイメージの通信制がちょっと違うかもです。 あくまでも講義がなくなるだけなので、単位試験などは通学ですし、実技科目も通学になります。 当然ですが教育実習も必要になります。 このため大学を卒業後に通信制に在籍したとしても、仕事をしながら免許を取るというのは、基本的にはかなり難しいと思っておいて下さい。 ただし・・・ 実は講師でも良いので中学や高校で3年以上の勤務経験があった場合には、特別支援の免許を取る場合には教育実習が不要になったりします。 このため、そこからであれば仕事をしながら免許を取る事も出来るでしょう。 逆に講師経験が無い場合には、中高の免許を持って居ても簡単になったりする物はありません。 とりあえずはそんな感じですね。 長くなりましたがとりあえずはこの辺で。
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