解決済み
通信制高校の授業で簿記に興味を持ち、将来は簿記に関する仕事がしたいと思っています(簿記の資格は現在持っていません) そこで、簿記に携われる仕事はどんなものがありますか? また公認会計士と税理士の違いも教えて下さい!
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一般企業の経理事務がメジャーどころでしょうか? 会計事務所とかも簿記2級からで募集してますが。 公認会計士は事務所を開業することも、監査法人で働くことも出来ます。 税理士は個人事業向けの資格です。 が、税理士事務所は元々の顧客が居ないと(新規開拓するのは)難しいので、親が会計士や税理士で後を継ぐ人や、税務署で長年働いた人が天下りで顧客を紹介してもらい開業する場合でないと厳しいです。 試験の難しさでは断然公認会計士だと思います。
簿記の勉強を進める中で、自分の適正がわかってくると思うので、まずは日商簿記2級まで取得すると良いと思います。 公認会計士は社会的評価も高く、税理士とよく比較されています。 試験内容もかなり違いますが、合格者数の統計を参考にしてください。 2007年 会計士試験 受験者数18220人 短答式試験合格者6321人 論文式試験合格者2695人 合格率約14.8% 税理士試験 受験者数53324人 一部科目合格者7413人 合格者1014人 合格率約15.8% となっています。 税理士試験は科目合格制度をとっているので、完全合格率は、1.9%と考えることもできます。 科目合格制度とはいっても、一科目の合格が非常に難しく、難易度の高い試験であることは受験生ならばよく感じていることだと思います。 特に簿記論はかなりの受験生泣かせです。 だれもがわからないような難問を判断して捨て、早く解答を進めるのかが大切になってくる、勉強したかいがないような試験内容と感じることもあります。 法人税や所得税も、そのボリュームは言うまでもありませんが、書くスピード力がかなり必要です。 このようなこともあり、何年も何年もかけても完全合格ができないままの科目合格者さんが多い試験です。 でも一応、科目合格というだけでも、税理士法人の就職もできます。 それだけ難しいということです。 税理士登録には、2年の実経験が必要ですが、経理の実務経験は税理士法人や税理士事務所でなければならないというわけではありません。 最近は会計士を増加させようと、会計大学院を設けたり試験内容を変更したり、合格者3000人時代がくる!!と注目されているため、税理士受験生も会計士受験をする方がけっこういます。 そして会計士受験生も、腕試しに税理士試験の財務諸表論を受験する方も多いです。 会計士の場合は、試験合格に加えて監査の実務経験を積み、補修所という研究機関に通う必要があります。ということで、監査の実務経験を積むには監査法人しか現実的にはありません。 しかし、監査法人にも当然採用人数という枠が決まっています。合格しても、年齢が高いと監査法人に入れないということも十分にありえるので、大学等を卒業したら、受験だけに専念するのではなく、職務経験は必要だと思います。 また、会計士合格者は学歴の高い人が目立つため、大学受験勉強の勉強法が会計士受験勉強に向いているのかもしれません。 もしも、税理士に興味があり、大学院に進学する余裕があるのならば、ぜひ行くべきだと思います。 早めに資格を取得して、経験を積むことで得られることのほうが大きいからです。試験は実務と全く違うので、免除だからという冷たい視線は無視して良いと思います。 でも、大手の税理士事務所に入りたいならば、法人税法は必須です。 ちなみに大学院の研究科目で、会計系なら1科目、税法系なら2科目が免除されます。 会計大学院で、会計の論文を書き、税理士の会計1科目を免除してもらいながら、税理士試験と会計士試験の勉強を進めている方も、予備校の中にはいます。この場合、免除をもらえる教授なのかしっかり確認してください。 質問欄によると、簿記に強い興味を持っているとのことなので、より簿記に重点をおくならば、税理士試験がおすすめです。 日商簿記2級合格後に、簿記論を試し受験されて、レベルを体験してみると良いと思います。 それから、大原やTACなどの大手予備校では、試験の合格発表後に多くの会計系事務所、法人との合同説明会を催しています。 合同説明会は大広間で、各事務所に数名の担当者がいて自分をアピールしたり、その事務所の特徴や仕事内容をくわしく質問することができます。 就職希望者を対象にしていますが、「日商2級をもっていてこれから試験勉強をする予定で興味がある」ということで参加してしまっても問題ありません。 そこで、実際に働いているひとの仕事内容を詳しく聞き、自分の中のイメージにあうかどうか感じてみるのが一番です。 事務所の規模によっても仕事内容がかなり違います。監査法人と税理士事務所の総合事務所に質問するのもおすすめです。 資格試験の中でも、会計士試験と税理士試験はお金と根気が必要です。 そこまでのモチベーションを保って頑張れるかが、何より大切なことだと思います。 日商2級をとっていれば、税理士事務所でアルバイトもあるので、まずは、日商簿記! そして、簿記に興味があるのなら税理士簿記論を試し受験してみて、受験後に大手予備校の解答速報会に出席し、就職説明会に参加するのはいかがでしょうか? まだ、高校生ならば選択肢はたくさんあります。長くなってごめんなさい・・・・。 ただ、質問者様は資格に興味をもっており、また志しも高いようなので、資格取得の道をおすすめしました。
簿記関係の仕事 ・会計士 ・税理士 ・経理 ・簿記の先生(高校や予備校) ・SE(会計システム) など 会計士と税理士の違い 独占業務 会計士:財務諸表監査 税理士:税務(税務代理、税務相談、税務書類の作成) ※但し、会計士は税理士登録できるため、登録さえすれば税理士業務もできる。 ※お互い会計参与になれる。 主な働き場所 会計士:監査法人 税理士:税理士法人、会計事務所 会計士は監査法人に入らないと「公認」なることが難しい。 税理士は会計事務所で2年程度の実務経験が必要。 試験 会計士:大きくは短答試験と論文試験。論文試験の合格が会計士試験の合格といえる。 短答試験は合格するとその後2年間免除。 論文試験も科目合格制が取られているが、2年間の有効期限付き。 受験資格は特にない。 税理士:完全科目合格制。 会計2科目必須、税法3科目(法人税と所得税どちらか必須)の計五科目。 受験資格は短大、大卒以上で法律、経済系の科目を1科目以上取っている、 又は、在学中で64単位以上持っていること。 それ以外は、日商簿記1級が必要。 税務署に一定年数勤めると税理士になれる。 大学院に行けば、会計科目、法律科目のどちらかを2科目免除できる。 会計士のほうが世間的評価は高い。 仕事の幅も広いので、会計士がお勧め。
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