解決済み
「登記事務」の「登記」が、司法書士事務所なのか、土地家屋調査士事務所なのかによって大きく分かれますし、事務所の規模や忙しさ、扱っている登記の種類や、地方によっても若干違うとは思いますが、あくまで私の経験からお答えします。 司法書士1名と事務員5名程度の事務所で、不動産登記が主な業務でした。 仕事を大まかに区分けすると、「外回り」と「書類作り」の2つに分けられており、登記の知識がない人(主にパートさん)は外回り、登記の知識がある人は書類作りがメインでしたが、場合によって外回りにも行くことがあるという感じでした。 私は登記の知識がほとんどない状態で入ったため、外回りから始まりました。 外回りは、主に法務局や役所を回ります。 法務局では、 ・登記の申請(書類の提出) ・登記完了書類の受領 ・登記簿(登記事項証明書)、各種図面等の取得 ・住宅地図や公図を見て地番等の調査 役所では、 ・不動産評価証明書の取得 ・戸籍や住民票の取得 ・農業委員会への届出 などを行います。 法務局、役所ともに、1ヶ所とは限らず、一日で県内の何ヶ所か回る場合もありますので、一日中、外回りという日もあります。 また、最寄りの法務局には一日に何度も行くこともあります。 書類作りは、PCに登記申請の専用ソフトが入っていて、それを使って行っていました。 会計ソフトもそこに組み込まれていたので、登記の種類によって入力していって、お客様への請求書、領収書、見積書等の作成をします。 登記申請に関する書類以外は、主にWordを使って作成していました。 例えば、お客様に書類を郵送する時の送付書とか。 法務局から受領してきた完了書類をお客様に郵送する作業もありましたので。 あとは、事務所にいる時は電話応対をしたり、相談のお客様がいらしたらお茶出しをしたり。 場合によっては司法書士が銀行で決済(不動産の売買)の立会をする時にサポート役としてついて行ったり。 私が入ったばかりの頃の一日の流れは、まず朝の掃除から始まって、8:30になったら最寄りの法務局に行き、必要に応じて役所などにも行って事務所に戻り、郵送作業などあればそれをやる。 随時、銀行や不動産業者などから登記簿(登記事項証明書)や図面の取得、地番調査などの依頼が入るので、すぐに法務局に行き、取得して依頼者にFAXまたは届ける。 外回り中に、急きょ他の法務局や役所に行かなければならない仕事が発生した時に、事務所からの指示で各所に向かったりとかもありました。 とにかくスピードが求められ、フットワークの軽さを要求されました。 合間をみて、登記が終わった後の登記事項証明書をオンラインで(登記の専用ソフトを使って)申請しておいて、法務局に行った時にそれも受領してきます。 慣れてきたら申請書作成全般に始まり、銀行や不動産業者からの、登記費用の見積依頼にスピーディーにこたえるという仕事も加わりました。 見積のための資料をもらって、必要なものが不足していた場合、それらを自分達で調達しなければならない場合もあり(例えば不動産評価証明書など)、そうなるとすぐに役所に取りに行くという仕事が発生します。 そんな感じのループですかねw 最初に書いたとおり、事務所によって全然違うとは思いますが、私の場合は面接で「事務というと一日中デスクワークみたいなイメージかもしれないけど、うちはそうではない。」と言われましたし、最初の頃はそんな感じであちこち動き回っていました。
1人が参考になると回答しました
< 質問に関する求人 >
司法書士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る