解決済み
市役所の一次試験でSPI3テストセンターを課すのってどう思いますか? 私は今年地元の市役所試験を受けようと考えていて、昨年から対策してきました。しかし、受験要領が変わり、今年度からその市での一次試験はSPI3のテストセンターでの試験に変わりました。それはそれでしょうがないと思いつつに既にリクナビからエントリーし、openESの提出を求められました。さらに、申し込みが多かった場合は、openESで選考で一次試験を受けずに不合格にする場合があるとありました。リクナビでその市の先輩職員の声?みたいなのを見たら、皆が私とは比べ物にならない偏差値の高い大学卒の人でした。売り手市場で公務員志願者が少なくなっているとはいえ、openESでの選考がある場合が有ると言うのはどうなんでしょうか。公務員試験では学歴に関係なく一次試験を受けれるので、そのために頑張ってきました。しかし、高偏差値の大学の人を市の職員としてリクナビで紹介する。また、openESでの選考がある場合が有る。もはや根底から公務員試験ではなくなっている気がしてなりません。このような行政を皆さんはどう思いますか? 冷やかし等の回答は結構です。
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元採用担当者のおぢさんです。活字で書きますので、厳しい感じがしたらすみません。 まず、事実としてここ8年間公務員志望者は右肩下がり(NHK調べ)で、いずこも応募者の母集団形成に苦労されています。売り手市場で、初任給2万円以上差がついていますから、どうしても民間志望の割合が高まります。 そこへ来て、団塊の世代の雇用延長も期限切れで、今後人口減少する日本において、公務員採用は最後のボーナスステージと言われています。採用数を増やしている自治体もそこそこ見受けられますから。 また、もうひとつの傾向として、一次試験の教養(+専門)の学問的な部分だけで採用していては、これからの時代の問題解決や期待役割に不十分と考えているようです。これは、近年一次を多く合格させて、二次で絞る傾向が多くの自治体で見られるからです。その二次でも既存職員の価値観や評価基準だけで決めつけないように個人面接だけではなく、集団面接やGDで集団内での関わり方や生き方を少しでも確認しようとしているのです。 ご指摘のSPI3ですが、鳥取県警の採用でも取り入れられることになったとニュースでご覧になりましたか。警察官採用試験では全国初だそうです。これは、少しでも透明性確保や事前対策を学生さんにやってもらいやすくするための苦肉の策と言われています。公務員の中でも警察官は不人気ですから。 ですので、OpenESの導入もきっかけ作りというか、エントリーしやすさに繋げようとしてるのではないかと推察します。高偏差値な人を採用したいのであれば、旧来の記述式を難しくすれば、容易な話ですが、あえて門戸を広げようとしているとしか思えません。だって、今までも履歴書は提出していたのですから、学歴で落とすのならそれでできると思われませんか。 蛇足ですが、ご自身の眼に留まった人が高学歴だからと言って、選考過程が高偏差値者を選ぶために変更になったというのは、少々強引な決めつけではないかと思います。集団面接・討論では、根拠のない主張は決めつけととられますので、ご留意された方がよいかと思います。 いずれにしても、一般教養・専門性・SPI能力検査部分・コミュ力・問題解決力などは高偏差値の人ほど良い結果が出やすいのも事実です。血税から給料が出るのですから、一般市民としては優秀な職員さんに有効還元してもらいたいことも間違いありません。 少なくともいろんな制度変更は応募予定者のストレスになることは間違いありませんよね。そして、それは応募する人全員が同条件だと割りきって、頑張っていただきたいと思います。
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