結論からいえば、なんでもいいです。 私が住んでいる国だと新卒一斉採用がないので、貿易関係の事務的な業務をさせる社員を募集するときには貿易の知識、貿易関係の職種で働いた経験を最重要視します。専攻も関連のものであることが望ましい。ですが、鉄鋼部門で現地へ行くようなポストなら貿易ではなく鉄鋼の知識があるものを採用します。 日本の大企業は基本的に新卒は一括採用で、社内研修を終わったところで本人の専攻、適性などを考えて配属します。 例えば日豪貿易のさきがけと言われた「兼松」という商社があります。ここは将来課長以上になるような社員は「広域採用」として一括りにして30人くらい今は採用しています。この企業の採用Webに紹介されている社員は例えば「車両・車載部品第一部第一課」の人は大学院の工学研究科修了、穀物油脂部農産課の人は大学院の生物資源環境科学修了、つまりあつかうものの専門家、入社時点では貿易の知識などゼロ。一方で電子材料部にも事務担当として外国語学部出身の人がいたり、執行役員は政経学部卒だったり。よく言えば「何を専攻しても貿易会社ならそれを活かせる部署がある」ということです。悪くいえば「大学学部は何を勉強しても一緒」とも言えます。なぜなら企業がそれを考えて配属するから。 なのでもし「原子力発電を輸出する会社がいい」「ワインをあつかう貿易屋になりたい」のようにはっきりあつかいたい物があるならそのものについて学べるところが吉、そうでなく文系向きの成績なら経済学関係で貿易について学ぶのがおすすめです。 外国語学部はそれしかいくところがない、外国語しか興味を持って学べるものがない、というのならおすすめです。でも今時は経済学部出身や工学部出身で英語はTOEICが900あります、なんて人もいますから外国語学部ならその程度の英語と、すぐビジネスで使える程度の中国、ロシア、アラビア、スペインあたりの語学がないとかえって不利ですよ。語学しか能のない商社員なんて使い道が限られますから。当然他の学部にいったときは英語は独学で、TOEICでたっぷりとスコアを稼いでおきましょう。
外国語か社会科学系なら何でも 社会科学なら、 貿易金融ー商学、経営、経済 貿易法務ー法学、商学 損害保険ー商学、法学 辺り
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