上司に妻の代わりに休んで欲しいと言われました。

Question

上司に妻の代わりに休んで欲しいと言われました。ショックで公園のブランコから動けません。

私と妻は同じ会社の違う部署で働いています。
妻はかなり特殊な技術を持っていまして、優秀な社員です。

かなり多忙な部署の為、妊娠が分かった時に勤務調整をして貰えず辞表を出し、なんとか人員調整をして貰えた経緯があります。
妻の代わりに、社員を4名投入したと聞いた時は驚きました。

8ヶ月で復帰し残業と休日免除申請を提出した状態で働いているのですが、子供がインフルエンザや予防接種等で頻繁に休んでいます。

妻は、消化しきれていない代休と有給が80日以上溜まっているので休む事は問題ないはず、業務に支障が出る場合は異動願いもしくは辞表を再度出してフリーになると言っています。

妻が復帰した事で、妻の代わりに投入された4名の内3名が異動してしまい、よく休む妻の代わりがいないと妻の上司から私の上司にタイトル通りの依頼があったそうです。

妻の部署は所謂花形部署で、私の上司は断れなかった、私の代わりはなんとかするから奥さんと話してくれと言われました。

情けなくて、帰り道涙が出てきてしまい公園で時間を潰しています。

私はどうするべきでしょうか？

こんな事、友人や親兄弟に相談できません。

出来れば温かなアドバイスをお願いします。

Answer 1

＞ショックで公園のブランコから動けません。

失礼だとは思いますが、これを見てその光景が目に浮かび思わず笑ってしまいました(^_^;)

お気持ちお察しします。

会社から自分は要らない人間だと宣告された様な気持ちになってやり切れないのですね、良く理解出来ます。

人は誰かの役に立っていると思えるから自分の存在価値を見出せるのであって、自分が居なくても誰も困らないとなると→自分は世の中に要らない人間だ→自分など居ない方が良い→何もやる気が出ない→ただ生きているだけなら生きている意味が無い、という思考の悪循環に嵌って行きます。

これは自死を選ぶ人の思考パターンで非常に危険です。

でもよく考えてみて下さい。

貴方は会社から要らない人間だと言われている訳ではありませんよ。

貴方が居なくなると困るけど、奥様の部署が回らなくなると会社としての損失が大き過ぎるので、解決策として仕方なく貴方に育児をお願いされたのです。

貴方が奥様の配偶者でなければこういう依頼は無かった訳ですので、別に貴方が会社にとって不必要な人材であるという事ではありません。

例えば奥様が会社の社長だったと考えれば分かり易くなります。

社長が居ないと会社の経営に重大な影響が出ますよね。

奥様は社長では無いですが、会社おける立場は社長と同じくらい重要だという事でしょう。

そしてこれも大事な事ですが、貴方と奥様を比べる必要も全く無いですよ。

妻は優秀で自分はダメ社員だと皆に思われているなどと思う必要は無いし、そんな事は絶対に思ってはいけません。

担っている仕事の性質が違うのですから比較すること自体が間違っています。

もし会社にそういう人が居ても気にせず無視すれば良いです。

何処の会社にも下世話な人は居ますし、そういう人に限って仕事は出来ない人の場合が多いですから。

ここは発想の転換をしましょう！

奥様のお陰で育休が堂々と取れてライフワークバランスが良くなったという風に考えましょう。

今の社会は働き方改革が叫ばれ、女性の社会進出を後押しする様な政策も次々に出されています。

その一環として男性の育児休暇制度の制定や取得も推進されており、今やトレンドを通り越してそれが当たり前の時代になって来ています。

世の中には奥様の収入の方が男性の収入よりも多い夫婦などたくさん居ますし、それをいちいち気にしていたらキリがないです。

中には奥様の収入の方が良い事を理由に、ご主人が退職して家事や育児に専念している家庭もあるくらいです。

海外でも普通にありますし、日本でも今後増えて行くと思います。
（奥様が医師や弁護士、会社の経営者だったりするケースが多い様に思います)

物事の価値観は人それぞれですし、増してや夫婦の在り方など当人同士が納得していれば他人がとやかく言う様な事ではありません。

要するに、貴方と奥様の間で納得出来れば全く問題の無い事なのです。

大事な事なのでもう一度言いますが、貴方と奥様が納得する事が重要ですので、よく話し合って下さいね。

決してここで揉める様な事にならない様に、お互いに感情的にならずに冷静に話をして下さい。

こんな事で夫婦仲に諍いが生じる事が無いようにくれぐれも気を付けて下さい。

会社では極力明るく振舞って、何か言われても冗談で返す様にして下さい(^_−)−☆