☆臨床心理士の資格を取得するには、 「臨床心理士認定試験」を受験し、合格する必要があります。 →ただし、 「臨床心理士認定試験」には、 「ア)大学の医学部を卒業し、医師国家試験を受験して合格し、医師免許を取得したあと、 精神科または心療内科の医師として、2年以上働いた経験のある者 イ)4年制大学を卒業したあと、 大学院心理学研究科(第1種大学院)に進学して、大学院を修了(卒業)した者 ウ)4年制大学を卒業したあと、 大学院心理学研究科(第2種大学院)に進学して、大学院を修了(卒業)したあと、 カウンセラー助手などとして、1年以上働いた経験のある者 ・・・という「受験制限」があります。 →ですから、 臨床心理士の資格は、 ・4大、短大、専門学校を卒業しただけ。 ・高校卒業後、就職し、独学で勉強しただけ。 ・・・で、 取得することは、一切不可能。 ☆大学院によっては、 募集要項に、 (例) 「個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等の学力があると認めた者については、 院試の受験を許可します」 ・・・などと、書かれている場合があります。 →例えば、 (例1) 「製薬会社に就職して、 先輩たちと協力し、グループ・チームとして、新薬を開発し、 新薬を作ることができた。 その研究過程・研究結果を論文にまとめ、提出したところ、 その論文が、研究雑誌に掲載された。 その論文のコピーと雑誌を、大学院に提出し、 大学院へ入学できるかどうか、個別審査してもらう」 (例2) 「プロサッカー選手として活動していたが、 5年前に、体力の限界を考え、現役を引退した。 その後、とある大学から、「ウチの大学で、体育実技のサッカーの授業を指導していただけませんか?」というオファー・スカウトがきたので、承諾し、大学生に指導した。 今も、指導を続けている。 その授業内容(シラバス)のコピーを、大学院に提出し、 大学院へ入学できるかどうか、個別審査してもらう」 ・・・といった感じになります。 ※個別の入学資格審査は、 筆記試験ではなく、書類選考を行います。 →何か提出できそうなものは、ありますか・・・?
基本、大学院以上です。
臨床心理士資格を受験するためには、臨床心理士指定大学院(以下、指定大学院)を修了しなければいけません。 つまり「指定大学院を受験する」ということが、臨床心理士への第一歩となるのです。 大学を卒業して受験資格を得る 大学院の受験資格は、一般的には「4年生の大学を卒業していること」です。そのため、高校を卒業した後、大学に入学・卒業することが必要となります。 もし、すでに働いていたり、家事・育児で忙しい場合には、時間的にかなり厳しいかもしれませんね。また、4年間学生をするという意味で金銭的にもハードルが高いと感じるかも知れません。 心理学科・学部以外の専攻でもOKです。 通信制の大学でもOKです。 仕事や家事をしながらでも自宅で勉強して通信制の大学を卒業することができます。その後、指定大学院に入学、そして「臨床心理士資格」を取得することができます。 短大や専門学校を卒業されている場合は、大学の学部編入(3年生からの編入)が可能な場合もあります。資格取得までの期間を短縮することができますね。 大学院の受験資格は、一般的には「4年生の大学を卒業していること」です。しかし、実は4年制大学を卒業していない方でも出願する方法があるんです。 出願に先立って行われる「出願資格審査」をクリアすれば受験できます。 すべての指定大学院で実施されているわけではありません。 「出願資格審査」は、「入学資格審査」などとも呼ばれることガありますが、大学を卒業した方と同等の学力を有しているということが認められれば、最終学歴が高卒であっても指定大学院に出願することができます。 具体的な審査方法については、これまでの学歴や職歴、あるいはお持ちの資格や業績・受賞暦、そのほか研究などの活動が総合的に審査されます。 論文を提出する必要がある場合も。 事前審査は出願期間の前に実施されます。実施状況などは志望大学院の入試課等へ問い合わせておきましょう。 大学院に入学後は、どのような経緯で入学したかはまったく関係ありません。 社会人枠や一般枠での入学など、入学ルートはさまざまですが、みなさん同じく机を並べて学ぶことになります。 2年もしくは3年で大学院を修了し、必要に応じて実務経験を積んだ後、「臨床心理士資格試験」に合格すれば、はれて「臨床心理士」と名乗ることができます。
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