教えて!しごとの先生
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個別原価計算で部門別原価計算を行う場合と行わない場合、

個別原価計算で部門別原価計算を行う場合と行わない場合、それと 単純総合原価計算 組別総合原価計算 工程別総合原価計算 等級別総合原価計算 などあるいは、 実際原価計算 標準原価計算 全部原価計算 直接原価計算 はそれぞれどういった製品を作るときに使うか具体的に教えてください。

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ID非公開さん

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    家庭の料理例えると。 家庭での料理には部門はありません。 ママが食材を切ったり焼いたり盛り付けたりします。 それに対してレストランなどではこのような料理の仕方は行いません。 いくつかの一つの製造工程(レストランのこと) がいくつかの部門に分かれて、 それぞれの場所でそれぞれの人が作業を行います。 食材を切る部門 切られた食材を炒めたり焼いたりする部門 調理された料理を盛り付ける部門 このような作業の仕方で製造されている場合 部門別計算が採用されることになります。 規模の大きい工場では、 製品の製造を行う部門や 製造を補助する部門に 部門が分かれています。 このような場合に原価要素を部門別に計算します。 このように計算することを部門別計算といいます。 部門別計算は、費目別計算が行われたあとに行われます。 費目別計算 部門別計算 製品別計算 ちなみに規模が小さい工場では、部門別計算がないので下記になります。 費目別計算 製品別計算 部門別計算の目的は次の2つです。 より正確な製造原価を計算するため 原価管理をより適切に行うため より正確な製造原価を計算する。 結局は「原価計算」の目的は正確な製造原価を計算するためです。 そのために簿記で原価計算を勉強しているわけです。 総合原価計算の基本は最初に単一工程か複数工程かで区別して 覚えることをお勧めします。 多くのテキストは単純、組別、等級別、工程別と 4つに分けての説明から始まっていますが 単一工程総合原価計算…工程が1つ 工程別総合原価計算…工程が2つ以上 上のようにまずは「工程」が 単一か 2つ以上か で区別します。 それから更に 単純、組別、等級別のそれぞれを見ていく方が 理解がしやすいと思います。 単純総合原価計算 単純→全く同じ製品を作る 単一工程単純総合原価計算 工程別単純総合原価計算 組別総合原価計算 異なる製品を大量に製造する(トラックと普通車) 単一工程組別総合原価計算 工程別組別総合原価計算 等級別総合原価計算 (Tシャツを製造・SサイズとMサイズとLサイズ) 単一工程等級別総合原価計算 工程別等級別総合原価計算 実際原価計算 標準原価計算 全部原価計算 直接原価計算 について。 実際原価計算 実際原価計算(全部原価計算) 実際にかかった費用、コストを計算した原価です。 これを実際原価と呼んでいます。 実際原価の計算方法が実際原価計算です。 全部原価計算とも呼んでいます。 実際原価計算は大きく次の3つのステップで計算されます。 費目別原価計算 勘定科目の費用を材料費、労務費、経費に分類します。 それぞれをさらに直接費と間接費に分類します。 部門別原価計算 製造間接費を製造部門費に配布します。 製品別原価計算 直接材料費、直接労務費、直接経費、 製造部門費を製品別に原価計算ををおこないます。 標準原価計算 製品1単位あたりでいくらで 製品が製造されるべきかをあらかじめ作っておきます これを原価の標準といい、 原価の標準に 実際の生産量をかけることで実績標準原価を計算して この実績標準原価と実際原価を 比較することで差異を分析します。 これが標準原価計算です。 全部原価計算 実際原価計算のように 実際にかかった費用、コストを すべて全部計算した原価です。 誤解を招くかもしれないです。 また、この表現に異論の回答が あると思います。 詳しくは「原価計算基準」を熟読する 事をお勧めします。 直接原価計算 原価を固定費と変動費に分けることで 製品を実際に販売したときの採算性を見るのに適した方法です。 損益分岐点分析にも利用されています。 直接原価計算では固定費は製品原価に含めずに計算します。 直接原価計算では固定費は製品原価に含めないという点が 最も大きな特徴で、最も重要な点です。 工業簿記・原価計算のテキスト・問題集は 「原価計算基準」という計算基準の 文章がおおもとになっていて 構成がされています。 原価計算基準は昭和37年から改正されていません。 なので非常に古い書き方になっています。 それと同時に、原価計算基準を読むためには 当時の時代背景を考慮する必要があります。 原価計算の最終改定は昭和37年なのですが、 トヨタ生産方式の代表例である「カンバン方式」が トヨタの全工場で行われるようになったのが昭和37年です。 カンバン方式では無駄のない在庫管理ができるのですが、 原価計算基準ができたのと同じ年ですので、 原価計算基準が作られているときにはカンバン方式はありません。 また、初期のコンピュータが登場するのが1970年代(昭和50年前後)ですから、 原価計算基準はコンピュータによる管理も想定されていません。 当然エクセルのような管理ソフトもありませんし、 インターネットなどで遠くの工場の状況を リアルタイムで把握することも困難です。 つまり、原価計算基準が作られた当時は 「ほとんど全ての状況を紙で 計算、記録、管理し、 連絡にもかなりの時間差がある」という環境なのです。 なので今の感覚で原価計算基準を読むと 「何でこんな回りくどいことをしているのか」 「なぜこんな不正確な計算をしているのか」 といった感想を持ちやすいので注意が必要です。 原価計算基準を暗記してはならない 原価計算基準は非常に難解な文章なので、 理解をあきらめて丸暗記しようとする方がいます。 しかし、丸暗記する勉強は全く役に立たないのでやめておきましょう。 丸暗記はつらい上にすぐに忘れます。 応用も利きません。原価計算基準に限らず、 文を丸暗記するという勉強はしないのが一番です。 以上は、私が原価計算を勉強するにあたって 学んだテキストや問題集、サイトからの 引用も含まれています。

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    ID非表示さん

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