はじめまして、経営者の方に相談したいです。

Question

はじめまして、経営者の方に相談したいです。僕は36歳です、独身です。田舎をでて専門を卒業し東京で14年美容師をしていました。 それなりの有名店でアシスタントをしスタイリストになりフリーランス(業務委託)などでも働きました。 毎日忙しく仕事をしてたのですが、このまま東京にいても先が見えない、将来が不安過ぎで毎日毎日考え3年ほど悩んで地元に2年前にUターンしました。 地元はど田舎の過疎地なので美容室もあまりなく話を聞いたりしましたが社会保険なし、賞与なし、給料17〜22万あたりで新規も少なく美容師として働きはできるが先はないなと思い転職で工場で働きました。 工場で働きながら土日は知り合いや近所の方の自宅に行き個人で出張美容などして美容を副業として働いてました。 工場仕事には全くやりがいや楽しさは感じませんが休みやボーナス、退職金など将来を考えると生活の面では不安は少ないです。 しかし14年東京で美容師をしてたので変なプライドがありSNSなどで同期や後輩、専門の同級生が美容師として頑張ってるのを見ると、自分は逃げて何をやってるんだろうとか考えて悩む日も多いです。 美容師を意地でも続けるのが正しいとか転職したら負けとかそう言うのではないと思いますが専門の同窓会などは転職した気持ちから行きづらくもなってます。
今は美容師に戻りたい気持ちもありますが独立する勇気、覚悟、資金もあまりありません。 美容師に戻っても2.3年経てば独立しか道はないと思うので、借金して休みもなく毎日ストレスを溜めることを考えれば今の副業で美容師を続けた方が自分は幸せかなと思います。 あとメンタル面があまり強くなく悩みすぎる性格でもあります、美容師時代もストレスから安定剤を飲みながら仕事をしていた時もあります。
35歳ですが全く異業種に転職し副業として美容師をしてる自分は間違ってますでしょうか？ いずれ同級生や同期などにも会って将来の事を考えて転職したと飲みながら話せればと考えてます。 毎日の仕事は生活の為だけに割り切って働いてますが、世間のサラリーマンも同じだろうなと最近考えてます。
最後に突然に質問をしてしまし申し訳ありません。
なかなか周りに相談できる人がいなく知恵袋でみて質問させて頂きました。 お時間が空いたときでも返信頂ければ有り難いです。 よろしくお願い致します。

Answer 1

リクエストありがとうございます。

ちょっと回答を書くのに悩みました。

僕は神戸大阪の近郊に生まれそこで育ったので、過疎地の事はよくわからないのですが、もちろん東京より家賃ははるかに安いでしょうから、それで条件の良い職場が次々見つかるのであれば人が殺到すると思うのです。
でも住みたい人が殺到した時点でそこはもう過疎地ではなくなるわけですから、過疎地にいれば仕事もチャンスも少ないのは当たり前の気もするのです。

おそらく、まだ社会に出ていない学生時代に感じる「田舎のふるさと」は退屈だけど優しい場所だったに違いありません。
東京の喧騒に不安になり、安らぎを求めて帰ったふるさとは、既に社会人目線のあなたからみれば記憶とは違ったのではないでしょうか。僕には過疎地での生活は東京での生活よりもよほど先が見えない気がします。
何らかの生活手段があり、選択肢が多いから人が集まる。それで都会が成立するわけですから、都会で生きていく方がよほどハードルが低いはずなんです。

あなたがやっている出張美容師は、どのみち違法行為です。誰かに通報されればそれまで。いつまでも続ける事はできないでしょう。

そこまでして「美容師」にしがみつく必要は無いと思います。見栄を張ったってしんどいだけでしょう？

「2.3年経てば独立しか道はない」なんて冗談じゃないです。美容室の１０年間の生存確率は5％ほどしかないと言います。
独立する度胸などない方が不幸にならずに済むでしょう。

僕は恐らくあなたとは真逆の人間。

僕から見るとあなたの印象は、気が小さいのに見栄っ張りで、僕は気が強いのに見栄を張るのが大嫌い。
美容室経営者のくせに平気でボロ車に乗り、酒も飲めなければ夜遊びもしないでアイスクリームやケーキを食べ、休みの日には水族館に入り浸りながら、そこで仕事をする（事務やウェブなど）さぼる度胸もないアリの様に働くスケールの小さい努力家です。
銀行と喧嘩し、弁護士を信じず、広告代理店と話もしない。人を疑うどころか最初から信じない。友達も少ない。
美容師をやっていてもやっていなくても、同窓会なんて行きたいとも思わない。
そんな僕にとってはスタッフとお客様が全てです。

僕は経営者と言う立場はぜんぜん楽しくないですが、美容師と言う職業が楽しいので絶対に現場を辞めたくないので、お客様が減っても体力が落ちても、見苦しくてもしがみつくでしょう。

しかしあなたはその美容師をやっているだけで「安定剤」が必要になる人なのですよね。
スタイリストとして働いていてそう感じるなら、きっと美容師は向いていないのでしょう。

真逆の僕の目線から見ると、あなたの取る行動は全て僕が取らない行動です。

だからこそ、行き詰まった時に「逆の発想に人間の考え」は参考にはなるかもしれませんね。

僕の意見としては、東京でなくても良いですからもっと人がたくさん住んでいる地域に引っ越し、工場でも美容師でもないあなたに向いている職業を見つけるべきではないか、と思います。

過疎地にいるから、工場しか選択肢が無いわけでしょう？

世の中にいろいろな職業があるなかで、「美容師」と「工場」の選択肢しか浮かばない環境にいる事が問題だと思います。

「世間のサラリーマン」と一口に言っても、やりがいに満ち溢れたサラリーマンもいれば、ただ割り切って働いているだけのサラリーマンもいて、どんな会社でどんな立場にいるかで、全然違うと思います。

まず、世の中にどんな職業があるのか調べ直し、３６歳のあなたにどんな可能性があるのか、どんな職業が向いているのかを考え直すことから始めるべきではないでしょうか。