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長野にはこれが長野の方言といった方言はあるのでしょうか? 職場に今年の4月に長野の長野市から異動してきた人がいるのです…

長野にはこれが長野の方言といった方言はあるのでしょうか? 職場に今年の4月に長野の長野市から異動してきた人がいるのですがその人はイントネーションなども全く訛っていませんし、あれ?となるような言葉遣いや言い回しを使うことが全くありません。 大学時代にも長野出身者(長野でも山梨寄りの出身だったと思う)が1人いたのですが、その人も前述の人と同じでイントネーションや言葉遣いの違いはありませんでした。 長野は首都圏ではなくて地方なのに方言がない、もしくは極めて薄い県なのでしょうか?

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回答(7件)

  • ベストアンサー

    長野県南信の下伊那地域出身20代後半で、現在は北信・長野市で仕事をしています。そうした県内での地域差を肌で感じる中でお伝えさせていただきますと、長野県にも「方言は確実にあります」。 ただ ・全国4番目の広さ、 ・山に隔たれ、県内それぞれの地域交流が少なかった歴史経緯、 ・一方で8つの県に囲まれ、県外にはそれぞれの地域との交流があったという経緯などから、 「全県共通して同じ方言」というものはそれほど多くはありません。 もちろん共通する方言もあります。 TVなどでよく取り上げられる「ずく」 (例えば、面倒くさいことでも億劫がらず、よしやってやろうとやる気を持つ心持ち…などの意) などは代表例で、 「○○だから…」といった接続の意で「○○だもんで…(もんで…)」 「だいたい、ほぼ、おおよそ」などの意で「なから…」 「○○なのかな?、○○なの?」などの質問の意で「○○かやぁ?」 といった県内共通する言葉もあります。 ただ、やはり広い信州。共通しているようで、微妙にニュアンスや言い回しが異なったりといったこともあります。 さて、質問されたかた、どちらで信州出身の同僚さんと会話されたか、恐れ入りますが分かりかねましたので、関東・都内での標準語(共通語)と比較されたものと想定させていただきます。 8県に囲まれた信州・長野県。地域ごとそれぞれ県外との繋がりが昔から大きいわけですが、 善光寺街道から中山道で群馬・関東へ通じる北信地域(長野市周辺)・東信地域(上田・佐久地域)。 甲州街道を経て山梨・そして関東へ通じる中信地域(松本周辺)、諏訪地域など、昔から関東方面との繋がりがたいへん大きかったと思われます。 そうしますと、言葉・方言も、現在では標準語(共通語)として認識されている関東・東京地方の言葉と昔から比較的近い、似ていたと考えられます。 メディアの浸透、国語教育を経た現在では、標準語にもともと近く、馴染みやすい地域である信州では自然と歴史的な方言よりも標準語化が進んでいると考えられます。生まれたときから、すでに標準語的な環境で育つこんにちの若年層こそ、もはや東京とほぼほぼ変わらない表現、イントネーションで話される思います。 余談ですが、学生時代私は三重県で過ごしまして、経験を話しますと、三重(伊勢国)は関西式のイントネーションが色濃い地域でした。大阪弁・京都弁などともまた少し違っていたのですが、標準語がこんなにも浸透した現在でも、こんなにもthe関西なしゃべり方をするものなのかと衝撃的でした。明らかに標準語からはかけ離れた言葉として根強い地域は、標準語化されにくいと聞いたことがあります。関西人が関西的なしゃべり方をするのはまさしくそういうことなのでしょう。 一方の信州、もともと東京ことばに近ければ、だんだんと標準語化しても仕方がないとも言えそうですね。 とはいえ健康長寿県、信州。 歴史的な方言をまだまだ多様する世代(ご高齢者)も大勢いらっしゃる中、言い回しは標準語なのに、ニュアンスやイントネーションが独特といったものも数多くあります。 さらには太平洋により近い南部(木曽、飯田など)は東海、さらには西日本の影響が色濃く、県内全体見渡したときに、「比較的なまりが大きい」と感じるかもしれません。 下伊那地域の例↓↓ 「○○だよ」→「○○だに」 「○○でしょ?」→「○○だら?」 「人がいる」→「人がおる」 「○○している」→「○○しとる」 「○○してみたら?、ぜひしてみてよ」→「○○しないよー」などなど数知れず。 これは若年層でも結構つかわれている一例です。 もちろん歴史的な南信州弁多様するお年寄りにかかれば、よりネイティブに方言触れられます。 南部出身でいま北部で暮らす私でさえ、「北信の人らは、ホントにほとんど標準語で話すんだな」という印象すら持ちます。 それだけ県内差はあります。 今では全国で若者ことばとしてつかわれている「○○じゃん!」という言葉、もとは甲州弁とも駿河弁とも言われておりますが、信州でもつかわれていたみたいですよ。 「○○じゃないか」の東日本的な「ない」が、西日本的な「言わん、やらん」のような否定の「ん」に変わったところが「○○じゃんか」、としていまに至っているみたいですよ。東日本と西日本の折衷、真ん中だからこそ生まれた言葉ですね。私の祖母(80歳)もじゃんじゃん言っています。 さて、ほとんど標準語だという信州からきた同僚さんも、絶対ぜーったい、どこかしらに信州らしいニュアンスや表現をお持ちかもしれません。あまりに東京ことばと違いが少ないために気がつきにくいというだけかもしれませんよ。 信州出身で、標準語と勘違いして気がつきにくい方言例、よく言われるのがこちら↓↓ 「ごちそうさま」にかわりに「いただきました」(中南信など) 「花の水やり」のかわりに「花の水くれ」(東北信など) 「つかれた」のかわりに「ごしたい」(中信・上伊那など)、「えらい」(下伊那)など 半袖のアクセントが「ハ↘ンソデ」 イチゴのアクセントが「イ↘チゴ」 伊那・諏訪・佐久・塩尻(市)のアクセントが「イ↗ナ・ス↗ワ・サ↗ク・シ↗オジリ(平板)」 などなど。 もともと方言、言語に興味をもち、自主的に調べたり聞き取ったりしていたもので、今回たいへんとりとめなく、見解や意見を述べさせていただきました。 長文失礼しました。 こんな多様な言葉文化がある信州・長野県について、少しでも知っていただければ幸いです。

    3人が参考になると回答しました

  • 長野県も標準語とイントネーション違う点多数ありますよ。 から揚げ・半袖などが有名です。 また県が広く山で隔離されているので地域差が大きいです。 諏訪は山梨静岡、伊那は愛知県の影響がみられ長野市とは全然違います。

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  • 長野県はしっかり方言やなまりもあります。 ですが、ほぼ全域で標準語で過ごす人がほとんどだと思います。 べたべたの方言はおじいちゃんやおばあちゃんなどで使う方もいますが 日常会話はほぼ標準ですね。 地元の人同士なら少しは使うかもしれませんが。 やはりテレビが東京の電波で来ているせいかと思います。

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  • 言葉のいいまわしは標準に近いけど、きっと単語でわかりにくい単語を発するかもしれません。 何か硬いものを食べたとき「これこわいね」とか こわい=かたい とか

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