企業結合に関するおすすめの本ってありますか？

Question

企業結合に関するおすすめの本ってありますか？簿記１級を学習していますが、企業結合の分野が苦手です。テキストレベルの問題は解けても実践問題集や予想問題だと株式移転とか共同支配株主などそもそも基礎テキストに載っていない分野がまだまだあることがわかりました。
それ用の問題集があればいいのですが、企業結合の経営手法としてこんな手段がとられるというのをまとめてある本があれば、そこからネットで調べられるので探しています。

Answer 1

お勧めの本は、公認会計士試験用の財務会計論テキストです。
質問者さんの仰るとおり、近年1級で出題される企業結合の問題は、市販されているテキストの内容レベルをはるかに超えています。

合併や事業分離、株式交換、株式移転の基本的な処理に加えて、その後の連結財務諸表作成問題。また、共同支配企業の形成や共通支配下の取引も出題されています。
これらの内容は「スッキリ分かる」とか「簿記の教科書」では、対応が困難です。監査法人が出している会計処理の解説本シリーズや会計学者が書いている書籍等もありますが、試験上の対策本として最もふさわしいのは公認会計士試験用のテキストしかないと思います。ヤフオクとかでばら売りされているのもあるので探してみてはいかかでしょうか。

もしくは予備校や通信講座に入会するかですね。
企業結合は頻出論点（146･147･149回3連続で会計学で出題されています）でかつ難易度が上がっているので各予備校も対策を講じているはずです。