教員採用試験は、公立の教員として就職する為の試験。 教員資格認定試験は、大学等に行かずに教員免許を取る為の試験。 以上になります。 ちなみに、教育職員検定、という物もありますが、これは免許保持者が追加で別の免許を取る為の試験になります。 なお、教員資格認定試験は、現在は特別支援自立活動以外に、小学校、幼稚園で実施されています。 制度上は高校もありますが、高校は10数年前より休止中で現在再開の予定はありません。 教員資格認定試験ですが、元々教員不足だった時代に、本来は免許を持っている人を採用する訳ですが、免許を持っている人すら不足している状態の時に、教員として勤務できるレベルの人に免許を与える為の試験です。 このため、教員採用試験に合格しないと教員にはなれませんが、その教員として勤務できるレベルという事なので、教員資格認定試験は教員採用試験の合格レベルにならないと合格出来ません。 なお、幼稚園の教員資格認定試験は最近始まり、幼稚園と保育所の統合で誕生した認定こども園向けの保育教諭が不足している為の対応ですし、現在休止中の高校の場合は最後に実施されたのは高校情報科が新設されつつ必須になった時です。 このため特別支援についても本来は不足しています。 が、特別支援については、特別支援学校で勤務する為には、特別支援学校の免許は"当分の間は不要"という例外が現在設定されているため、幼小中高の免許保持者であれば勤務可能になってしまいます。 この特例はいずれ廃止される規定ですが、現行制度では免許保持者は足りて居ないのに採用が少ないなどの理由はこの特例のせいだったりしますね。 とりあえずは認定試験は採用に関する物のみ。認定試験は大学等に行かずに免許を取る場合の方法。そんな感じで解釈して貰えれば良いとは思いますよ。 長くなりましたがとりあえずはこの辺で。
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