教員採用試験を受けて、不採用かつ講師にもなれなかったら、大学４年生の一年間は棒に振ることになりますか？

Question

教員採用試験を受けて、不採用かつ講師にもなれなかったら、大学４年生の一年間は棒に振ることになりますか？

Answer 1

そんなことはありませんよ。

教員採用試験は、現役講師の人も受験することを考えて夏休みの間に行われます。
そして結果発表が自治体にもよりますが、９月の中旬から１０月の中旬くらいまでかな、そのあたりに行われます。
そして、教育自習は５月の終わりから６月にかけて、もしくは１０月の頭から２週間もしくは４週間行われます。

なので、とりあえず大学四年生の一年間が棒に振られるということはありません。多くの学生は卒業論文もありますので、それなりに忙しいです。

そして、もし教員採用試験も不合格してしまったら、講師として働くことができますが、講師として学校に配属されるのが決まるのは早くても大学四年生の３月の頭、ひどいと４月の上旬くらいに講師が決まることもあります。
正規採用でも、配属される学校が正式に決定するのは３月の中旬から下旬の頭のほうなので、欠員補充にあてられる講師はそれより遅いことが多いです。急に転校生が来て、クラスが１つ増えたため担任が必要になった、という話も珍しくありません。

それに、今は教員がとにかく足りないので、自治体を選ばないのであれば、ほぼ間違いなく講師になれます。その講師が欠員補充の常勤講師（担任を持つ）か、非常勤講師で算数の少人数対応などでフルタイムではなく時間給で働くかは、別の問題ですが、初任の講師が担任を持つことができるかどうかは、多くの場合は自治体の方針で決まっています。担任を持ちたいのであれば強く担任を持ちたいことを希望するか、初任の講師を担任に配属することが多い自治体に行くといいです。

ちなみに、講師になるには、講師登録をしなければなりません。上記のとおり、今は多くの講師を欲している時代ですので、もし教員採用試験に不合格になってしまったら、その不合格通知とともに講師登録の案内があることが多いでしょう。そうでなくても、市役所などに尋ねてみれば講師の登録の方法を教えてくれると思います。それか、もし大学が教員養成関係の大学であれば、大学の推薦で講師として勤めることができる場合もあります。いずれにせよ、講師登録はしておくべきでしょう。

そして万が一、不合格かつ講師になれなければ、一年間アルバイトをしながら教育に関するアルバイトをして、翌年の教員採用試験に備えましょう。小学校にボランティアに行くことができるという自治体も多いですので、調べてボランティアを行うと、教員に近い経験ができますので、翌年の教員採用試験に有利になります。

長々と書いてしまいましたが、いずれにせよ、不採用がわかるのが１０月の頭前後で、講師になれないとわかるのは４月の中ごろです。ですので、万が一教員採用試験で不採用になっても、教師になりたいという夢があるなら、教育に関することを少しでも多く学んでいくことが大切です。大学四年生の一年間が棒に振ってしまうなんてことはありません。

最後に、もし教員にそこまでなりたくないのだとしても、学生生活は貴重です。自分の好きなことを突き詰めたり、自分の知らない世界を知ってみるというのも大切なことです。

Answer 2

そんな事はないと思います。
失敗から学ぶ事も重要ですし、誰しも必ず一発で合格するとは限りません。
厳しい言い方かもしれませんが、「棒に振る」と思う事が無いよう、全力で取り組んでください。
もしダメだったとしても、本当に教員になりたいのなら、塾で働きながらでも目指すことも出来ましょうし。

頑張ってください！