こんばんは。真剣な質問があります。私は現在、産近甲龍の2回生です。質問というのは将来の進路です。以前、知恵袋などで拝見し…

Question

こんばんは。真剣な質問があります。私は現在、産近甲龍の2回生です。質問というのは将来の進路です。以前、知恵袋などで拝見したのですが「就職のためにしておいたほうがいいことはなんですが？」とかいう類の質問に「自分を磨け。学生時代は遊びまくれ。」など書いていました。そして、資格やサークルやバイトや遊びに十分に力を注いできました。それらをふまえてお答えください。

もう早いもので就活まで１年となりました。そこで色々考えた結果、公務員か金融系に決めました。しかし、いくつかの不安があります。それはアメリカ経済の暴落です。それにより日本の景気の影響が心配されます。また、どこかのサイトに２０１１年卒の学生は売り手市場は終わり、氷河期世代になると書かれていました。なのでそれなら公務員のほうがいいのでは（不純な動機ですいません）と考えてしまうのですが・・

結論をのべると皆さんは民間か公務員かどのように決めましたか？また、その決断は後から考えるとどうでしたか？そして実際働いてみて思うことはなんですか？また、2011年卒の学生の就活は氷河期ですか？

出来るだけ多くの回答をもらえると嬉しいです。最後に、ここまで乱文を読んでいただきありがとうございました。

Answer 1

不純な動機ではありません。
こんな時代、安定を求めるのは必然です。
人はそれぞれ、考え方もそれぞれです。
ご自分の考えとして、自信を持って良いと思います。

2011年、確かに現在の経済動向を見るに、景気はかなり悪化しそうではあります。
が、求人倍率は高い（つまり人手が足りない）と思います。
まだ団塊世代の大量退職で、人手が足りなくなるからです。
予測にすぎませんのでハッキリした事は言えません。
2010年卒は、この間求人倍率の見込が出ましたが、2009年卒とほとんど変わりなく、就職バブルのようです。

自分は同志社の人間で、公務員も検討していましたが、民間にしました。
公務員は試験範囲が広くて面倒臭いという理由もあります。
SPIやCAB・GABどころの範囲ではないので。
また、公務員は最近は冗長な筆記試験を課した上で、面接も非常に重視されるようになってきていますから、筆記クリア＝合格ではなくなってきているので、落ちたときのリスクが高いと判断しました。
試験の実施時期も優良民間企業の採用がひと段落したあとに行われるので、試験落ちた後はかなり苦労するだろう、など複数の問題を勘案しての判断です。

父親が地方公務員ですが、社会的地位や雇用は安定していても、給与面では（残業をしなければ）従業員1000人以上の民間企業には大抵劣ります。
しかし勤務地固定、代々住んでいる土地や家に住めるので家も買わなくて済む、福利厚生が厚い、残業がほとんどないというアドバンテージは大きいと思います。
幼稚園や小学校のころ、毎日午後6時に家族全員揃って夕食が食べられたことは、今となっては相当な幸せだったと思います。
そこで、私自身はNTT系の企業に決めました。
立場上は公務員にある程度近い（民営化前は国家公務員採用でした）ので、そのアドバンテージを重視したかったからです。
決断には結果的に満足しています。
のびのびと仕事を出来る雰囲気ではあります。

民間企業でも、元官営企業で公務員に近い安定した企業（NTT系・電力会社・鉄道会社・専売公社＝JT、高速道路株式会社など）もありますから、安定を求めるなら公務員試験の保険にもおすすめします。
給与面では公務員よりはおすすめです。

あと金融ですが、都銀や大手地銀も最近リテールにかなり力を入れてきていますから、中堅以下の信用金庫・弱小保険会社・弱小銀行はまずあなたが勤めている間に倒産・整理されると思いますので、金融はよほどの大手以外はおすすめしません。
仕事もかなりキツイですしね。

Answer 2

結論を述べると・・・から質問になってるぞ！頑張れ大学生。

閑話休題、職種で考えてみたらどうでしょう？

営業をやってみたい、人事をやってみたい、生産管理を
やってみたい、等々。そっちからアプローチして、気になる業界
（公務員も）を見てみたら良いでしょう。

Answer 3

私の経験から言えば、実際に合同説明会、個別説明会に行かなければ、わからない事が多かったです。興味のない分野でも、説明会に行けば、興味が湧いて来たり、興味がある分野でも、だんだんと無くなってきたり、しました。今の段階ではまず、公務員であれば、勉強をすること。それは、失敗したらリスクが多いからです。失敗した後で、民間の会社を受けようとしても、ほとんど終わっている場合が多いです。民間企業であれば、筆記試験用の勉強と、興味がある、なしに関わらず色々な業界の事を調べてみる事です。時期が来た場合は、とにかく合同、個別の説明会を回ることです。多く回ることで、新しい発見と内定のチャンスがあります。就活の勝負は四年生の３，４，５月です。その時までに筆記、面接を完璧にできるように。
＜蛇足＞会社は多く受けるべきです。面接の場合は、皆が完璧に準備するので、落ちる場合が多いです。たくさん受けることを勧めます。落ち込む場合がありますが、めげないで。「下手な鉄砲、数打てば当たる」の精神で、取り組んで下さい。

Answer 4

公務員は厳しいんではないですか？ いったん入ったら、人員整理にあうことは滅多にないと思いますが、給与カットがあちこちの自治体で行われていますし、他の都道府県・市町村で行われれば、財政建て直しのために右へ倣えするところはたくさんあると思います。また、夕張のようなことになったら、人員整理もあります。

金融は傾くと世界経済まで巻き込んだ大騒ぎになりますから、公的資金なども導入されたりしますが、２０年前の日本の景気はイケイケで、アメリカの会社を買いあさったりしましたが、１０年前に日本経済が傾いて、多くの保険会社がアメリカに買われました。そして、今、また傾いたアメリカの保険会社の日本部門が、日本に売られようとしています。
日本国内でも、銀行が次々再編しており、例えば三井住友銀行など、もとは「太陽銀行」＋「神戸銀行」＝「太陽神戸銀行」となり、「太陽神戸銀行」＋「三井銀行」＝「太陽神戸三井銀行」→「さくら銀行」となり、「さくら銀行」＋「住友銀行」＝「三井住友銀行」となっているのはご存じのとおりで、そのたびに支店の統廃合や人員整理が行われたのは言うに及ばず、実際にそこで働いている人たちにとっては、何度も方針が変わったり、大変な思いをされていると思います。

動機が不純でもかまいませんが、「やりたい職種」とか、「好きな分野」とは無関係に、打算的に会社を選んだ場合、万が一、傾いたとき、後悔しますよ。
「やりたい」「好き」で選んだのなら、もし会社が傾いても、自ら選んだ道だとあきらめもつきますし、就業中は一生懸命になるはずですから、そこで得られるスキルも大きいはずで、あわや転職の憂き目にあっても、次に役立つと思います。

金融はともかく、公務員ではツブシがききませんし、行政的な考え方では、民間では通じませんから、とても苦労します。
金融も、まったく別の業界へは転職したあとが、やはりしんどいかもしれません。

学生時代に「自分を磨け。遊びまくれ」というのは、それだけ色々な経験をして視野を広く持ち、本当に自分がやりたいことは何か、興味を見出せることは何かを、発見する機会をたくさん作りなさいということです。
親に金を出してもらったり、奨学金を受けたりしている学生に、「勉強をせずに遊びなさい」などと言う人はいません。「一生懸命遊ぶことも、自分を磨くことであり、また勉強なんだ」という意味です。

資格取得やサークル活動やアルバイトにも力を注がれたとのこと。
あなたの興味をひくものは、その間、まるでなかったのでしょうか？
出会った人々の中で、輝いた人生を送っている人はいなかったのでしょうか？
誰かに憧れたり、畏敬の念を抱いたりしなかったでしょうか？
そんなことはないと思います。

もう一度、自分をしっかりと見つめ直して、自分がやりたいのはなんだろう、身を粉にしても働きたい業種ってなんだろうと、自分自身に問いかけてみてください。

打算で職種を選ぶと、会社が傾いたときだけでなく、壁にぶつかったとき、人間関係でうまくいかなかったとき、仕事に失敗をしたとき、その他さまざまな困難な場面で、乗り越える気力や前向きな考え方ができなくなり、ただストレスだけに押しつぶされることになりかねません。

皆さんは、というご質問もされていますので、私のことも書いておきますと、私は民間です。
大学時代に２回留年し、「今度落ちたら、別れる」と彼女に言われ、ちょうどそのとき、行きたい業界で募集があったので、大学中退で就職（就職すればもう留年はありませんから）、系列の傘下の会社にその後移籍して、「旅行業」「旅館業」「編集・出版業」など、やりたいことをほとんど経験しました。今は管理職で、役員を除けば上から３番目の地位にます。
当時の彼女は今の妻です。

ちなみに、今の会社は、大卒もとるし、中卒もとっています。定年退職後の人の再就職もとっています。
仕事ぶりだけが評価され、学歴で出世が変わることはまったくありませんし、男女に給与も差も、もちろんありません。
後から入った人が先に上の地位につくこともありますし、降格人事もあります。年上の部下を持つことも少なくありません。
でも、雰囲気はすごくアットホームです。
この、良い雰囲気を作るのに、私も貢献しているはずですが、好きなことをしているから、「貢献していますよ」と言えるんだと思います。

やりたいことを、やる。これが基本です。