大学で教育学部に進んだとしても、教師ではなく県庁や市役所などで働く公務員になれるのですか

Question

大学で教育学部に進んだとしても、教師ではなく県庁や市役所などで働く公務員になれるのですか私の考えでは教育学部は教員養成のためであって公務員対策講座などないと思っていたのですが、大学のパンフレットを見てみるとどの学部の生徒も受けられる講座が載っていて驚きました。
このようなことは多くの大学でされているのですか？

Answer 1

教育学部でも公務員にはなれます。

公務員試験の事務職であれば、基本的に学部学科は問わず受験することができますし、必要な資格はありません。私は現在公務員をしていますが、周りにも教育学部出身の職員もいますし、理学部、工学部といった理系出身の職員もいます。そのため、公務員講座も全学部向けになっているケースが多いんじゃないかと思います。

教育学部に進んでも教員にならない人も大勢います。あくまで教員免許を取れるのが教育学部であり、教員免許を取ったからといって教員になる必要はありません。大学で学ぶ中で目標が変わる人は大勢いますので、公務員だけでなく民間企業に就職する方も大勢いますよ。（自分の周りでは半々くらいですかね）

Answer 2

既に書かれていますが、教育学部でも二種類あります。「教員養成系」と「教育学系」です。「教育学」を学ぶところは教師にならない人が多いようです。
また、「教員養成系」でも、教師にならない人もいて、民間企業や公務員として働いている人もいます。
もともと、地元の国公立大学に文系では教育学部しかなかったとか、途中で、教師になるのをやめて、方向転換したとか、様々な事情があるようです。
昔、なかなか教師に成れない時期があり、教育学部でも公務員関係の講座をとれるようにした大学も多いようです。

Answer 3

「教育学部」という名称から、内容を誤解する人が多い。
旧帝大系の大学の「教育学部」は学問として「教育学」を取り扱っているだけで、教員の養成などしていない。

Answer 4

当然、教育学部から行政マンになる人も、一般企業へ就職する人もおられますよ。教育実習に行って、自分は先生に向いていないと気づく人が相当人数いますから。

さらに言えば、教育学部内に教員養成以外のコースが有るところもあります。