解決済み
外科や救急で男性医師が激務だと言う話を東京医大の不正問題以降よく見聞きします。それを改善するために女医数を減らす目的で女子の合格数を抑制するしかない、必要悪だと言うことですが・・・。女子が医学部に入らなければ、外科医や救急は充実するのでしょうか? 女子はもともと外科医を希望しないから男性医師が必要とも聞きました。女医がいても外科を目指ざさないということであれば最初から妊娠による人手不足はないですよね。もともと外科医ではないのだから。 では、なぜ、外科と救急は激務になるのでしょうか? まさか、男性医師が外科や救急を敬遠するわけないですよね? よくわからないので、わかる方お教えください。
う~ん? やっぱり女性差別の際の方便なのかな? 外科医不足云々は。
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問題の根本は庶民が当たり前に医療を受けられる 日本の恵まれ過ぎた医療環境にあります。 医療はどこの国でも王族と国防・公益従事者のために 存在するものです。 発展途上国では医療は王族と軍隊のために存在し、 庶民は医療を受ける機会を与えられず、平均年齢 20歳代でマラリア、結核等で死んでいきます。 日本は少子高齢化のため医療保険制度が破たんする ことが判明したため、近いうち医療保険制度の大幅な 見直しが行われます。 その後は、皇族・国防・公益従事者以外の庶民が医療を 受けるとアメリカと同じに数百万~千数百万円の金を 出せない人には医療を提供しない制度に変更されます。 すると今までのように庶民が必要もないのに保険を 使って総合病院に押しかけることがなくなります。 また自分のところの老人は自宅で介護・看取りを 行うようになります。 そのため医師・医療従事者数は一転して過剰になります。 だから政府は医師数を減らす決定をしました。
女性よりも男性の方が外科を選ぶ割合が高いなら、男性を増やせば外科医が増えるので、男性を優先する理由になると思います。 妊娠については、救急と外科だけのことを言っているわけではなく、全体的なことを言っているのでしょう。 医者は簡単に補充ができる職業ではありませんから、1人を補うことさえ厳しい状況だと思われます。 決して女性差別ではなく、医者不足の対策案の一つだと考えても間違いではないと思います。
>女子が医学部に入らなければ、外科医や救急は充実するのでしょうか? 答えから言えば、今の医療を取り巻く環境が不変として「女医の比率が増え、養成する医師数が変わらなければ外科や救急の医師数は減る」です。男性ばかりであれば外科が増える・救急が増えるという保証はありませんが(だって条件環境が劣悪だから減ってるんです)女性を増やせば拍車がかかって『さらに』集まらなくなるということです。 >女医がいても外科を目指ざさないということであれば最初から妊娠による人手不足はないですよね。 ???女医総数がふえれば相対的に外科に在籍する女医数は増えますよ。一定割合で女性も外科を志望しているわけですから。 それと別の理由もあります。 そもそも医師養成総数は制限されています。各診療科はその診療科の存続のために医師を取り合っています。そして「他科の女医が働かないことからそこを埋めるために他科が男医を集める(環境的には外科やらより良環境なので条件に寄り集まる)」とどうなりますか?余計劣悪な外科志望者は減りますよね?また男医の外科志望率が一定と考えれば、男医を多く入れておけばその分延命効果があるということになるんです。 >東京医大 上記一般論とは別に、私学に特有の事情というのもあります。 例えば東大や京大、旧帝大レベルであればこういうことは頓着しません。そもそも男子学生比率が高いというのもありますけど、それ以上にこれらの大学は他大学卒業者が医局にいくらでも入ってくるからです。しかし私学(慶応をのぞく)はそうはいきません。ただでさえ流入<<流出なのです。そこで少ない男医がさらに減ればどうなりますか?大学の医局・講座を維持する生命線が絶たれることになるわけです。 なので医療制度とくに医局講座制度をよく知っているものならこんなことは当然と考えるし、昔から普通にあったことで何の不思議にも思いません。医師国家試験合格率が90%以上はあり医者以外の他の進路を取るものは「珍しい」以上、医者の場合は医学部入学は「学問の府」にはいるのではなく「就職」なのですから。採用する側が都合に合わせてえり好みするのは当たり前なんです。こういう大学(学問の場)にもかかわらず就職と同じゆがみを作っているのは国策でもあるので東京医大に限らずあっても不思議じゃないとしかいいようがありません。 テレビで女性医師の就業率と男性医師の就業率を比べる報道がありましたがこれは不十分なものです。週3-4日勤務でも常勤扱いになるし週6日でも同じだったり、一人赴任して(24時間待機する)ものも、当直をまったくしない大学や大きなジッツの腰かけでも同じ扱いになるからです。選択科目についても当然偏りがあります。一部報道で見られた「女医をふやせば皮膚科医ばかりになる」という言葉はセンセーショナルに過ぎるものではありますが、けして現実を無視したものではありません。 https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000069214.pdf
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揚げ足をとった考え方をするとこの医師問題は難しい。貴方の質問の外科医問題は女性医師の問題だからかという事ですから、回答としては違います。 しかし、男性医師でも救急や外科医希望者は少ない、尚且つ女性の外科医希望者はもっと少ない、であれば医療現場としては少しでも外科医希望者が期待できる男性に目を向けることになる、これが自然の流れです。大学医学部は附属病院を持つことになりますが関連病院を含めた場合、極論その大学出身医師だけで全診療科を賄わなければならない可能性も大きい、と言う事は医師不足は致命傷になる。 しかし平成16年卒業の医師からは、総合病院に入って全診療科を2年かけて経験して正式な医師となるようになってきた。と言う事はその平成16年以降の医師は全ての診療が可能だと言う事になっている、それであるのならなぜ大学また医局は医師を病院の状況に対応できるようにしないのかという根本に行き着く。すぐ下の方は医師のようだが、「主治医」制という悪習があると書いています。悪習とは書いてはいないがこれを改善することで全く違う病院運営が可能になる。診療ミスが怖くて医院長が踏ん切りがつかない。自分の息子は、今大学の附属病院にいますが、月に2回、或る市民病院に「専門分野手術」に派遣されます。その2日間は朝から深夜まで手術です。いずれはその市民病院に戻ってくることにはなっていますが、肝心の大学病院と大学側が離してくれない。手術のためと講習講師のために全国に派遣されています、嫁はその市民病院の小児科医師です、子供が2人いますが毎日婆さんが面倒を見ており、息子は年に何日も家には帰ってこない。物凄い過酷な職業だ、これでは女性医師は余程の覚悟を持っていなければ医師にはならない方が良い。自分は孫が可哀そうでやりきれない。 嫁を貰いに行ったとき先方の両親に突き付けられた条件はただ一つ「娘の職業を取り上げないでください」だから婆さんは命懸けで約束を守っている。 こういったシビアな問題については、当事者ではない方は風評被害を起さないようにしてもらいたいものだ。
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