経済産業省について質問です

Question

経済産業省について質問です①国家公務員(経産省)と地方公務員(府庁)を比べたら、給料・激務度はどれくらい違いますか？それぞれご回答お願いします

②また、給料だけではなく、給料と仕事量(残業の多さなど)を総合して考えた場合、どちらの方が楽だと言えますか？

③親になるなら公務員、そして地方公務員より国家公務員、と勧められたのですが、そんなに頭が言い訳ではないので、無理して国家公務員になるより、地方公務員で余裕を持って仕事をしてそこそこ稼ぐ、その方がよいと思いませんか？

Answer 1

国家公務員といわれますが、ほとんどの省庁で二つの種類の公務員がいます。

まず国家総合職という日本最難関の競争試験を経て合格/採用されたいわゆるキャリアです。
おおよそ各省庁とも20人前後の採用。全体で500人しか採用されません。
合格には東大の文科Ⅰ類に「余裕」で合格出来るほどの地頭が必要です。超が付く秀才の集まりです。

あと一つが国家公務員一般職（大卒程度と高卒程度） 一般職に合格したら経済産業省を官庁訪問して成績がよければ採用です。一生本省勤務とはいきません。出先機関に出ずっぱりか、本省との往復で一生を終えます。
総合職とは違い違い定年まで勤めても本省の課長補佐にさえなれません。同じ大学卒業者でも総合職と一般職ではこれだけ扱いが違います。

そして都道府県庁は地方公務員ですがこれも難易度に違いがあります。

事務系だけで判断すれば

国家総合職＞＞＞東京都庁＞＞政令指定都市＞道府県庁所在都市＞道府県庁＞大規模市役所＞国家一般職

ごらんのように国家公務員総合職はダントツですが一般職は地方公務員より優しくなります。
また給与の面でも国家より地方のほうが高く設定されています。まあ、たいした差額ではありません。

国家公務員でも総合職で局長その上の事務次官（各省一人）となると「指定職」と呼ばれて年収は2,000万となります。
地方公務員は例外的に東京都庁にⅠ類で合格して昇任試験を合格して行き局長クラスになると国家総合職で局長や事務次官まで上り詰めた方と同じ程度の待遇です。・・人物を見るとたいてい東大、早稲田、慶応あたりです

他の地方公務員、国家一般職はさほど高給ではありません

さて問題はあなたの学力です。事務職系大卒程度試験に合格者を送り込めるのは東大を始めとした国公立大および難関私学（最低でもMARCH・関関同立以上）限定です。
国家一般職であればそれ未満からの合格/採用もありますが極めてまれです。

私は神奈川県横浜住まいですが。。神奈川県庁、横浜市役所共に最も合格者が多いレベルは東大、早稲田、慶応あたりです

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忙しさでいえば国家総合職そして地方公務員となるでしょう。難関なところほど仕事も忙しいということです

国家一般職は出世も望めませんが本省勤務ではなく各出先機関ですと既述の区分ほど激務ではありません。

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国家一般職の大半は地域別採用です。全国規模の転勤はありません。その次が都道府県庁、さらに政令指定都市その他の順に転勤範囲が狭まります

公務員に関する知識が乏しそうですね。市町村役場でも業務は拡大する一方で定員はそのままですので残業付けです。よって「楽で給与が高い」ところなどどこにもありません

最後にもし高卒程度事務職なら・・地方国立大合格レベルの学力が必要です。高卒程度事務職でこうなのですから、大卒程度事務職の難易度もわかるでしょう。

さてあとはあなたの学力次第ということになります。親御さんの言うことなど気にすべきではありません。公務員の実態などなにもご存じないでしょうから