国家公務員の方に質問です。 国家公務員の試験のためにどんな内容でどのように勉強していましたか？ また、勉強期間はどれ…

Question

国家公務員の方に質問です。
国家公務員の試験のためにどんな内容でどのように勉強していましたか？
また、勉強期間はどれくらいしましたか？

出来れば一般職と総合職などの違いも教えていただけると嬉しいです。

Answer 1

最終面接で落っこちた、裁判所上級事務官試験。
最難関の公務員試験だと言われてます。

受験者6500人、最終面接50人、合格者30人、採用者25人。
東大だろうが京大だろうが当たり前のように落っこちます。
三流私大法学部の私、なんでこんな試験を目指してたんだろな、と思う。

さて、国家公務員の上級職、いわゆるキャリア試験ですが。

法律学、経済学が中心で、他にもあらゆるジャンルの問題が出ます。
法律学と経済学は、必死で勉強してないとさっぱり判らん。
他のジャンルの設問は、あらゆることに関心を持ってなきゃ解けません。

勉強？
公務員試験のための勉強なんかしたことないな。
大学で、どれだけ真剣に学問に取り組んだか、なんだよ。

法律学の体系書、入門書、参考書、コンメンタール（逐条解説）、判例集、法律用語辞典、加えて六法全書。
これをずらっと並べてひたすらノートを作っていく。
憲法、法制史、民法、刑法、労働法、行政法、刑事学、地方自治法、商法、国際法、財政法。
こんなとこかな。
あ、常識として、法制執務。
それ、6年間ぐらい勉強してた（卒業後も大学の講座に通ってた）。

疲れたら、哲学書や心理学、経済学の本を読むのだよ。
あらゆるジャンルの質問なんか、勉強のしようがない。
だから、通学時間に岩波新書を片っ端から読んでたな。
200冊以上は読んだなあ。

で、試験はラッキーだったら合格します。

ちなみに私、結局は木っ端役人になったけど、周囲にはバカと怠け者と悪人ばっかで疲れ果て、辞表出しましたわ・・・。
そして15年間分、ぜ～んぶ捨てました。