証券会社の採用条件に「金融未経験者可」という記載があります。 転職エージェントから紹介されたいくつかの大手の求人票の記…

Question

証券会社の採用条件に「金融未経験者可」という記載があります。
転職エージェントから紹介されたいくつかの大手の求人票の記載です。
この記載の意図は何にあるのでしょうか？
法務志望で職探しをしている者です。

補足

金融、特に証券業界は、不祥事が相次ぎコンプライアンスが急務の課題だと考えます。
そこで、金融経験がない方を採用して風通しを良くしようとしているのか。
それとも、仕事がハードで離職率が高いのか。
その他の要因もあるのか。
どうでしょうか？

Answer 1

職種の違いで意図も変わってこよう話ですね。

【営業の場合】
取扱商品知識をどん欲に修得しよう意欲性ある者なら未経験でも十分大丈夫、というのが表向きです。裏の理由として、ノルマを厳しくしておいて顧客開拓の第一段階を務めさせ、開拓できた顧客は専任の経験豊富な者に引き継がせる代打要員の位置づけなのかもしれません。

【営業以外の場合】
単純に、金融業界はサービス残業の世界ですので、そういう勤務条件に寛大で、かつ実務経験豊富な人なら未経験でも務まる場合もある、という意味合いかもしれませんね。

両者の場合に言えるのは「可」はあくまで「可」であって、「金融未経験者のみ望む」ではないですから、経験者が優位にあることに変わりはないです。。。

－補足に対して－
質問者さんの熱い想いと金融業界の考えるコンプライアンスには温度差がありそうですね。採用された会社の方針いかんによっては期待を大きく裏切られるかもしれません。

ひとつだけ確実に言えますのは、株価の大幅下落で株式売買手数料・投資信託関連とも大打撃を受けているのが証券業界です。この時期の求人は、業界を見放した有能社員が多く出て行っての欠員補充には間違いがないところです。

多羅尾 判内