食に関わる仕事としてはジャンルは同じですが、仕事の内容がまったく違うので単純な比較には無理があります。 別の仕事に置き換えると、設計士(設計と監理)と建設業(実際に物を作る)みたいな関係です。 栄養士とは、都道府県知事の免許を受けて、栄養士の名称を用いて栄養の指導に従事することを業とする者をいう。 調理師とは、都道府県知事の免許を受けて、調理師の名称を用いて調理の業務に従事することができる者をいう。 つまり「栄養士」や「調理師」は「名称独占資格」で、資格がなくても営業ができる職種です。 とは言え、栄養士の仕事を免許なしで勤めている人はほとんどいないのではないでしょうか?個人的に、ダイエットの相談に乗っている自営業者にはありえますが...。 付け加えるなら、栄養士として働かれている方は、もう一つ上の「管理栄養士」という資格を持たれている方が多いのではないでしょうか? http://www.dietitian.or.jp/qualifidiet/index.htm 対して、調理師は免許がなくても、食品衛生責任者講習(1日)を受ければ飲食店を開業できるし、調理技術に優れていれば就職できますし、免許の有無はあまり関係ない気がします。 栄養士になるには、厚生労働大臣の指定した「栄養士養成施設」を卒業(2年)し、「栄養士」免許を申請します。 調理師になるには、①厚生労働大臣の指定した「調理師養成施設」を卒業(1年)し、「調理師」免許を申請する ②「調理実務」2年以上の経験して国家試験に合格する の2つの方法があります。 「栄養士」は学校に行かなければ取得できないのに比べ、「調理師」は学校でも実務経験を元に試験でも取得できます。 どちらかと言えば、栄養士は理論重視ですが、調理師は実務重視、 職場は、栄養士(病院・給食・学校など)より調理師(飲食業のすべて)の方がはるかに多いでしょう。
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