解決済み
法科大学院が大失敗に終わった現在、 弁護士(司法試験)の人気が凋落の一途をたどっておりますが、それでも弁護士という職業は凄いと思いますか? 私が子供頃、弁護士というだけで、 司法試験に合格したというだけで、 凄い人扱いでしたので、 現在はどうなのかと思い、質問させていただいた次第です。
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今は最難関の試験というものはありません。難関試験はみな同じような感じです。 今の司法試験に合格できないような人は、税理士試験や司法書士試験にも受かりません。逆に、税理士試験や司法書士試験に受からないような人は司法試験に受かりません。 公認会計士試験と税理士試験も今は同じような難易度です。昔は、会計士試験の方が難しいから税理士試験にという感じでしたが、今は、会計士試験に受からないような人は、税理士試験にも受かりません。会計士試験が合格者増、優秀層の受験者減で司法試験同様に受かりやすくなったからです。 なので、受験する資格の選択は、たとえば司法試験と司法書士試験であれば、 法科大学院に行くだけの時間とお金を使ってまでして弁護士資格を取る価値がある思う人は司法試験を受験し、そこまでして弁護士資格を取っても今の弁護士は司法書士と収入的に大して変わらないので無駄と思う人は司法書士を受験するという感じです。 会計士と税理士も、学生のように十分に勉強を時間を取れる人は会計士、仕事や子育てで勉強時間を十分に取れない人は1科目ずつ受験できる税理士にするというように、難易度の差で受験する資格を選ぶということはなくなっています。 このようになったのは、司法試験も会計士試験も非常に受かりやすくなったからです。 そのために、たとえば司法試験では、合格者の卒業大学を見ると、 札幌学院大学、北海学園大学、北星学園大学、東北学院大学、東海大学、大東文化大学、日本大学通信教育、中京大学、名城大学、近畿大学、京都産業大学、福岡大学など、2流大学とすら言えない大学からもコンスタントに合格者が出ています。 どの大学も旧司法試験の時代には、50年間合格者ゼロとか、1人とかの大学です。 したがって、今の司法試験制度で弁護士になった人は特別凄いというわけではありません。 ただ、一般人は、そういう時代の流れに付いていけませんので、未だに弁護士は凄いと勘違いしている人が多いというだけです。 たとえば、計理士という資格は今から51年前の昭和42年に廃止されましたが、未だに税理士のことを計理士と言う爺さん・婆さんやオッサンがいます。それと同じです。 で、一般人の多くが今の司法試験も勘違いしている場合、マスコミは、その一般人のイメージを利用してニュース報道したり、番組を作ったりするので、マスコミでも未だに司法試験が最難関試験であるというウソを垂れ流していることになります。
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誰でもうかる試験ではないので頭がいい人とは思われると思います。 たいていの人は東大出てれば、頭いい人とは思うのと同じです。 ただ昔より数も増えたので凄い人とは思われないかもしれません。
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