独学が無理とは、 ①試験範囲が広範囲で今年の傾向予測など、ノウハウがある予備校等の力が必要な場合(新傾向、試験委員対策など) ②市販で試験対策用の適切なテキストが無い場合、あっても複数の書物を大量に読まなければならない場合(予備校なら傾向対策してまとめている) ③試験なので独特のテクニック等を必要とする場合 などがあげられると思います。 これらの要素を含む試験は一般的に独学が困難になります。 従って、皆さんの言うように、 司法、会計、鑑定、司法書士、税理士については独学が困難と考えられます。 (なお、鑑定士の短答のように独学対応できる部分もあります)
まず、これらの試験に合格できるかどうかに関しては知能がこれらの試験に受かる人の中でも飛び抜けて高い人ならば難易度に関わらず合格は可能でしょう。事実、私の知っている範囲ですが、司法試験の独学合格者は数人見聞きしたことがあります。特に難しいと言われていた司法試験の旧試験制度の時にもです。司法試験は基本書などがあるので天才的に頭が良ければそれと市販の問題集で受かるツワモノもいるのでしょう。 一般的には司法試験は独学は無理だと言われていますし、私もそう思います。 公認会計士については現行の制度で合格した人は一人(その時の合格者はとても多かった)知っています。また、旧試験制度の二次試験の時に合格した人を一人知っていて直接お話したこともあります。その人の話では周りには誰も独学者はいなかったそうです。 不動産鑑定士については難関の試験ではありますが、近年は難易度も以前よりは落ちています。ただ、この試験の受験者はあまり多くないせいもあるでしょうが、独学者で合格した人は知りません。また、一般的には独学で合格はかなり厳しいと思います。司法書士試験も難易度は高いのは周知の通りですが、独学で合格した人は聞いたことはあります。旧司法試験を諦めて専門学校の本のみで合格したそうです。それでも一般的にはそれは特殊な人で独学で受かる人はほとんどいないと思います。税理士試験に関しては、簿記論と財務諸表論に関しては、会計士試験を諦めた人で市販の問題集のみで受かった人はそれなりにいるかと思います。ただ税法に関しては、適切な参考書などがほとんどない科目もありますので、独学では合格できないかと思います。もちろん、テキストを専門学校から買って受かった人を独学と言えば、もしかしたらいるかもしれませんが、私の知る限りはいません。 宅建士の試験は大東亜帝国と一般に言われている偏差値の大学出身の人で、不動産関係の会社に勤めている人が言うには市販の参考書と問題集、改正点は実務でカバーできるので独学で受かると言っていました。 簿記一級は会計士試験を受けている人は独学で受かります。また、そうでない人でも、最近は専門学校の参考書などが充実してきているので受かると思います。それでも専門学校へ通っている人よりは合格はかなり狭き門です。管理業務主任者試験に関しては、私はあまり詳しくないのですが、難易度的には参考書などが充実していれば受かるかと思います。 ただ一般論として質問者さんは独学可能なのかどうかを知りたいと考えているのかと思いますので、それに対する答えとしては、 独学が無理な試験は一般には、司法試験、公認会計士、不動産鑑定士、司法書士、税理士試験です。 それ以外の三つの試験は勉強の仕方と適切な参考書選びと予備校に通っている人の数倍努力すれば合格は可能だと思います。
基本は独学ですからねw 司法試験 公認会計士 不動産鑑定士 司法書士 税理士試験は予備校という補助が必要に思います。法改正・直前期対策として。
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