こんにちは、建築士というのは1級建築士のことでよろしいですか? 1級と2級では建築士法に定める業務内容に差異があります。1級では2級の業務内容を含む全ての建築設計業務に携わることが出来ます。2級は限定的です。 業務は多岐にわたるので、仕事内容などは特定することは出来ません。本人次第としか言いようがありません。それを踏まえて、資格が活かせるだろうという観点から答えますね。 Q1 主な仕事内容は何ですか? 2級:住宅のみの設計事務所での設計業務、住宅の施工管理をする現場監督、住宅営業、住宅工務店事務など。 1級:商業施設や大型マンションなどを手がける設計事務所での設計、個人設計事務所での設計、ディベロッパーの施工品質管理、構造設計事務所、ゼネコンの設計業務、現場監督、現場代理人、営業や積算など建設会社に関係する全ての業務。 特に、現場代理人(いわゆる現場所長)になるための要件である管理技術者は1級建築士もしくは1級建築施工管理技士の資格がないと所長になるのに必要な管理技術者という資格を取得することは出来ません。 Q2 その仕事に就くための資格や免許を取るためにはどうしたらいいですか? 1級建築士は建築系の4年生大学を卒業後、3年間の建築に関わる業務を経験し受験資格が与えられます。ただの総合大学卒業ご建設会社で働くとしても、実務経験次第で受験資格は得られます。詳しくは建築士試験のHPをみれば書いてあります。 建築関係の資格につくだけなら、建築系の大学さえ出ていれば就職できます。就職に資格は必要ありませんし、実務経験がないとそもそも取得できないですから。 Q3 その仕事に必要な資質や能力は何ですか? (どのような性格が向いているか) 一概には言えません。この性格だと無理というのはありません。 Q4 建築士の魅力は何ですか? 建築士の資格取得のメリットを指すなら、国家資格なので資格所持自体にメリットがあります。転職なども有利でしょう。しかし、収入で判断するなら一番収入効率の悪い資格であるでしょう。独立して有名になればこの限りでは無いですが。一応建築士の資格手当てがある会社もあります。 建設業に携わるメリットを指すなら、やはり自分で設計した建物が今後何十年と街にあり続けるという達成感と、このビルは自分で設計したという自慢というかプライドというか、精神的なトロフィーの獲得でしょうか。 ランドマーク的な建築(スカイツリーや街のシンボル的な高層ビル、駅や庁舎などの公共施設、劇場などの文化施設など)に携われたら、その優越感は生涯続きますから。
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