解決済み
「不満が増大し希望が見えにくくなった現状を改善したい」 長文ですがよろしくお願い申し上げます。 私は現在零細企業で正社員として働く40歳台半ばの男性です。私自身の社会性がかなり欠け、自信を育ててこなかったことなどが原因で、20歳代後半に精神的に一時期病んでしまいました。それからは病の克服とリハビリ、自分の人間的な成長、天職(にちかい職)探しに、まじめに取り組んできました。 近年は自分の苦しんだ経験を生かし、人の悩みを緩和し解決する為の専門資格をいろいろと取得しながら就職活動に臨みました。しかし、実務経験の少なさ、40歳台を超えていることをはじめとする自分を取り巻く環境要因、そして自分自身の心の安定性の不十分さなどが手伝い、臨んでいた職には就けず、介護職を選びました。 でも、介護職は自分には合っている部分が大きいと感じています。相談支援する人に勧められることが何度もありましたし(単に就職しやすいだけでなく)、私はおじいちゃん・おばあちゃんこでした。自分が助けてあげたいと思える人の役に立つのは特にうれしいですし、仕事で必要とされる能力もいくつか持っています。実際、高齢者の方々から直接ご評価してもらったり、相談事をうちあけてもらったりということも多いです。 ですが、最近そうした感謝の気持ちよりも不満が大きくなっているのです。小さな組織なのですが、助け合おうという雰囲気が希薄です。労使間や従業員間でお互いに対して陰口もけっこう言っていて、最近も立て続けて従業員が辞めてしまいました。去り際に彼らが言っていた不満をきくと、本当にそのとおりで、気が滅入ってしまいます。 仕事の質もかなり低く、戦略戦術の立案・実行、経営概念を念頭においたサービス提供といった難易度が高めなことはおろか、PDCAをまわして仕事をするとか会議を開くことすらしていません。 もちろんいやな部分だけではありません。1日10時間から11時間ぐらいの労働で済んでいるので、労働時間は正社員としては長すぎることはないと思います。誠実に介護をしようという従業員もいて、虐待をするような雰囲気はありません。その気になれば、業務の質を下げて活動することも可能だと思います。そうすれば自分は恐らく楽になるとは思います。充実感は減ると思いますが。 私は小さな組織ならば、従業員が協力しやすい環境でしょうから、気持ちよく働けると考えていました。仕事自体はむしろすきなのですが、信頼できない人間関係の中、一貫性が無い場当たり的な状況で働いていくことに失望しています。 自分も改善に向けて努力はしてきました。業務内容を効率化する提案、その実行はかなり行いました。改善・効率化だけでなく、従来行っていなかった新規の内容も数多く手がけ、それが通常業務に落とし込まれたものも多くあります。従業員間の希薄なコミュニケーション状況を改善するように働きかけ、社長や役員に対して必要な提言・意見は勇気を振り絞り実行もしています。 でも最近ふと「何で俺はこの会社や従業員たちに対して、こんなにがんばっているのだろう?」と思うようになってしまっています。自分の考えや内容を理解できない老人や業務レベルの低い従業員がいて、自分に敵対的な言動をしてくることもあります。(彼女らに対して、私は表に裏に貢献しているというのに。相手もその一部は知っているのに。恩知らずです。) 世の中不公平なのは知っています。平等に貢献しあうことに、こだわるつもりはないです。相手にしていただいていることもありますし、迷惑をかけていることもあります。でも、不公平の度合いは強いんです。。。 何度か辞めようと思いましたが、高齢者たちのために、また必要な資格を今後とっていくために、いまは耐えながら働き続けようと思っています。今後自分の気持ちを上向きにしながら、利用者や家族が幸せになるような介護を提供し、経営にも一定以上貢献するためにはどうしていけばよいのでしょうか?
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こんにちは。文面を拝見し、とても真面目でいろいろと研鑽も積まれてきた方のように思います。今までの人生で苦労しながらも、それを乗り越えようと前向きに努力されてきましたね。本当にお疲れ様でした。そして今もその歩みを続けようとされていますね。 希望する職種への就職を断念したとのことですが、おっしゃるとおり中高年になってからの転職は現状厳しいものがあります。病気からの回復・リハビリとありましたが、もしかすると正社員としてのキャリアが少なかったり、リハビリのための点職歴が多いのではないでしょうか?だとすると、実務経験が少ないだけでなく、相談職?への就職は余計に困難だったと思います。 その上で介護の仕事を選ばれたようですが、私はとてもすばらしい仕事だと思います。自分の人間力が試されますし、きっとあなた自身もさらに強くてやさしい人間になれるのではないでしょうか?それにあなた自身仕事を前向きに行っていると自分で評価されていますし、利用者の方々も評価したり相談しているということは、介護の仕事をしっかりとこなしていることが事実なのだと思います。 責任感や向上心を持って充実した仕事人生を送りたい。あなたはそう強く思っているように感じました。事実そうしていらっしゃるとも思います。私も同じ介護業界の人間としてうれしい限りです。 ですが少し考えていただきたいのは、あなたは本当に他人の陰口などを一切言わないのか?人間的な弱みを持っていないのか?ということです。 私は強みも弱みも持っている人間です。そう断言できます。たとえばこのボランティアカウンセリングを行っている点は、人様に貢献できているすばらしい点なのかもしれません。一方疲れがひどい場合などは、親などに対してとげとげしい言い方をしてしまったり、下手をすれば八つ当たりするときもあります。 私はあなたには「自分は完璧な人間であり、最高の行動をしなければならない」という完ぺき主義傾向があるように思えます。また事実あなたには、相当な能力があるので、それに近いことを実行できてしまうのかもしれません。でもそれは恐らく、あなたを必要以上に疲れ果てさせてしまいます。どうでしょうか? (厳しい内容が続いてごめんなさい)またあなたには「自分ができることは、相手もできる。またはできるように努力すべきだ」という公平を求める気持ちが強すぎるように思います。あなたも認めていらっしゃるとおり、世の中は不公平であり、よい面と悪い面がごっちゃにある「ろくでもないすばらしい世界」なのではないでしょうか? 私は中国の古典兵書をかつて研究したのですが、「呉子」という「孫子」と並び評価される兵法家がいます。彼はきわめて優秀で、短時間に改革を実行していきました。そして抵抗勢力の反抗に遭い、悲惨な末路を迎えています。カウンセラーとしての勉強をしたのであれば、人間には「受容するための時間」が必要でしたよね。改革には相手が受け止めていくための時間も含まれるのかもしれません。 また時間がかかるのは、信頼関係の形成も同じです。あなたが現在の企業にどのていど在籍しているのか不明ですが、少なくとも1年間は最低必要でしょう。基本的には数年はかかります。私はそう思います。いかがでしょうか? あなたに敵対的な人間がいることについて。確かにそれは本当にいやなことでしょう。もしもあなたの立場ならば、私もいやな気分がしますし、程度がひどければ反撃したくもなるのかもしれません。 そんなときは 1.怒り等をおさえて、相手とアサーティブに話す(アサーションを参照) 2.相手からしてもらったことは感謝の言葉を述べる(内観法を応用) 3.相手に悪く言われても、相手に好かれるために生きているのではないことを自分で言い聞かせる(論理療法の応用) 4.あなたが介護というすばらしい仕事をすることと、もしも相手が理不尽な言動をしてきた場合、改めて介護の仕事の意義を味わい、自分をほめること(セルフエスティームの上昇) などを実践してはいかがでしょうか?相談職を目指したあなたであれば、きっとできると思います。知らないことがあれば、これを機にさらに研鑽されるといいと思います。 最後に介護の資格を取得することについて。どの資格を取得したいのか不明なのですが、受験資格として実務経験が必要となる可能性があります。「実務経験証明書」「従事日数内訳証明書」を用意しながら資格取得に向けて万全を期していきましょう。介護福祉士については近年「実務者研修」を取得済みでなければ受験できなくなったようです。 いろいろ厳しいことをいって、すみませんでした。ですが、あなたは本当によくがんばっていると思います。思いのたけも伝わってきたような気がしました。私もがんばらないと、と思わず感じてしまったほどです。でもがんばりすぎても、トータルに活躍する観点で考えると時にマイナスです。あなたの道が開けることを心から願っています。ともに進みましょう。(^^)
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