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水族館の職員について

水族館の職員について1 具体的な仕事内容について教えてください。 2 どのような大学または大学院を卒業する必要がありますか? 3 収入はどうでしょうか? 4 勤務時間や勤務日数について教えてください。 よろしくお願いします。

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ID非公開さん

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    水族館(水棲哺乳類の飼育を含む)の職員になるには主に飼育員(研究員)または総合職(飼育業務を含む)として採用される必要があります。 水族館・動物園はリクナビやマイナビといった就活サイトに応募が掲載されることはほとんどないのですが、海遊館と和歌山アドベンチャーワールドは両方あるいは片方のみのサイトで応募が掲載されてので見てみてください。総合職としてついた場合は飼育員として採用される場合と、勤務している間の数年間だけ飼育員として働く場合がありますので注意。 それ以外は自分で水族館等のサイトで直接今応募があるかを調べるか、大学では学芸員担当の先生、就職担当の先生、コネを持つ人に聞いてください。 とにかく早いうちからインターンシップで、水族館とコネをつくっておくのが最重要です。 1.について 水族館によって異なるのはもちろんですが、規模が大きいところになれば細分化され、小さければ生き物関係ならなんでもやることになるでしょう。 イベントの企画・運営・実行(観察会、飼育員体験、特別企画イベント、修学旅行や遠足で来る学習会)などがあります、収益を高め多くの人々に生き物を知ってもらうことを目的にします。 飼育業務 ・調餌(その日に与える餌を作ります。その前にまずは冷凍庫から餌を取り出し解凍をしなければなりませんので、解凍中は別の作業をしましょう、ミーティングとか。ミーティングの結果、つまり獣医や他の飼育員と意見を交えその日の体調にあった餌と分量をきめます。餌やり体験などの分も作らさせられるかも…。) ・給餌(餌をあげると同時に芸や体調検査を行います) ・片付け(餌入れたバケツや調餌台を洗い、清潔に保ちます。)。 ・ショー(解説メインでは時々新しく入る生物、変化する体調やコラボイベントに合わせて行い、動物との共演ショーでは入念なショーの準備と観察が大事です。また動物が出るショーで飼育員は動物達の体調を検査しています。手は上がるかな?遠くのものは見えているかな?耳は聞こえているかな?このショーつまり運動でストレスは発散できているかな?など、点検する数のは愛の大きければ増えます。ショーの内容も一部の飼育員できめます、主に担当者と上司。) ・使ったものを片付けたり、データをまとめたり、と余った時間をつかい、掃除をしたりして、最後に終わりのミーティングをして明日の運営・飼育をきめます。 上記の飼育業務が1日の大半を占めます。就職する際はショーの回数や規模を見ると1日のどれくらいがそれに充てられているかわかるでしょう。おそらく大変なのは海獣班でしょう。真夏のハイシーズンは他の班も総出でこの労働(ショー)にあたります。 研究業務 これは動物の種類や職種によって変わりますが、ある水族館では毎年研究したことを発表しなければならない館があるとかです。そういうのはインターンシップや会社説明会で教えてもらえるので安心してください。いわゆる学術論文を書いたりそのポスターをつくります。大変そうですが、こうやってお互いを高め合いよりよい飼育員になっていくのです。こういうイベントがなくても、必然的にやることになるともいますが、期限がないので気楽に研究を。 研究といえば、ズバリ生態の研究と新種の記載になるでしょう。 飼育員によっては自分で生き物を集めたり、漁師から雑魚をもらいうけたりします。しかしながら、それが新種ではないと限りません、むしろよくあることです。気になったら研究を。 生態では繁殖生態を研究するのが多いと思います。飼育下での繁殖がない生物を知識を絞りどうにか繁殖できる条件を見つけます。繁殖賞を目指しましょう。 また、生の反対である、死んだ生物の死因を探ることも必要になるでしょう。 産まれてから死ぬまでを研究し、時には剥製や骨格標本をつくり、貴重なデータを残していくこともあるでしょう。 採集業務 現在において哺乳類を採集しにいくことは、ほとんどなくなってしまいました。そのため哺乳類は繁殖させ動物園等で継続的に繁殖させていく必要が出てきました。 一方でその他の生物(天然記念物や種の保存法に入っている生物を除く)は館同士の交換以外に採集して生物を確保することができます。代わりにやってくれるところも少なくいので自分達でやります。漁師についていったり、タンクを背負ってもぐったり、釣ったりと。自分自身で採集にいくことは生息地やその環境を研究する事にもつながります。時には大発見でニュースに載るかも。最近では温暖化による熱帯生物の北上がこういったところで確認されています。 その他として大学や専門学校からくる実習生の世話の担当を任されるかもしれません。後輩がやってくるかも… 後は漁師とのコネクションづくりにお酒の呑み会に誘われるなんてことも… 後は学会に自主的あるいは館から参加して、勉強&研究発表をするなど、これは館で行うものではなく、研究者達の集いです、例えば魚類学会や甲殻類学会等があります。 基本的にこれら生き物(季節)やイベントに合わせて変則的に1日の予定が組まれる事になるでしょう。退屈はしにくい職ですね。 2.について 必ずしも海洋・水産大学・それに類似する専門学校など出る必要はありません。 いわゆる、コミニュケーション能力や自主性が大事だと言われます。苦手なら学問でカバーしてください。 海洋・水産大学以外でめぼしいのは生物資源、環境、農学などが学科のキーワードとなっている学校に入るのがいいのではないでしょうか。欲をいえば水族館への就職率の高い大学を探して入るといいでしょう。また、その学科にいる先生が何を研究しているのかが大事です。3〜4年生になったら就職と関係していることが、研究できる研究室に入りゼミ生になりましょう。※ゼミ配属は大学のルールがあるに従ってください。 3.について 高いと初任給が25万、下は8万くらいではないでしょうか。正社員と非正規社員があり、非正規は契約期間が終われば解雇されることもあれば正社員になれることもあります。現状なかなか難しいようですが、会社から欲しがられる人になれるよう努めてください。 水族館はどこも個性的なので給料より、その水族館で何ができるかを考えるべきでしょう。 4.について 産卵シーズンや生物の病気やトラブルがあれば、日にちだけでみれば毎日現場に訪れることもあるでしょうが、基本的には普通の会社と同じことが多いでしょう。 業務が変則的な職種なので、月々にもらえる休みの日数で考えると6〜8が多いのでないのでしょうか。※祝日を振り替えてくれるかもチェックしましょう。 小規模ならば特に業務終了の時間は決まってないことも多いでしょう。だいたいは18時前後でしょう。開始は大抵7〜9時です。 潜水士、自動車の免許は取っておきましょう。ダイビングライセンスはあると潜水の経験者としてみてくれます。 学芸員もないよりある方が絶対にいいです、取得できる大学に行くのも1つのルートです。 わかっていただけたでしょうか?これが飼育職です。生き物のため働き、研究者として世界に貢献する仕事。狭き門ですが、入れない門ではありません。

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