よく海外留学後うつになりましたや海外での生活が忘れられません。などの投稿を見るのですがなぜ彼らはそんなに忘れられないのな…

Question

よく海外留学後うつになりましたや海外での生活が忘れられません。などの投稿を見るのですがなぜ彼らはそんなに忘れられないのなら海外就職しないのですか？

Answer 1

その通りだと思います。ただ就職したくても難しいのが現状です。また日本で会われた方たちの方が正しい選択をした場合がほとんどだと思います。

投稿者さんは、海外生活をされたことが無いと仮定して、私のアメリカ生活20経験からアメリカに居る日本人についてお話させて頂きます。

アメリカに居る日本人の95%の方が何らかの形でほぼ完全に毎日日系のコミュニティで生活しています。恐らくそのうちの70%位が学生です。学生ビザの取得が一番手っ取り早いからです。お金に困った学生は日経のレストラン等でモグリでバイトをします。学生である限りはビザが取得出来るので長い人は10年くらい学校に通い、バイトで貧乏生活をし続けます。勿論ルームメイトは必須ですが、そのルームメイトも勿論日本人が多いです。学生ビザで短大や大学を卒業をすると、一年間のインターンを出来る許可証を米国から貰えます。この際合法で働けますが、日本人の学生は何故か日経企業でインターンをしたがります。この一年が終わると大体の人はビザが無くなり日本へ帰ります。

投稿者さんの会った人達はこの区間で帰った人達だと思います。しかし実は本当の海外生活の恐ろしさを知らない人達です。

企業に就職した人は就労ビザを取得します。ここで注目したいのが、実は日本に帰った人の方が勝ち組です。だってよく考えてください、日本の企業から採用された人たち(ローカル)は、努力なんかしていません。アメリカにのほほーんと学生で居ただけです。日本の企業が雇う理由は簡単です安月給でも、ビザを出せば働く人がうじゃうじゃいるからです。ではなぜ日本に帰らないのでしょう？日本に帰らないんじゃなくて帰れないんです。なぜかというと日本で”海外生活”なんて友人などに説明しているかもしれませんが、実際はただの貧乏人で、友人は日本人しかいません。要はプライドみたいなものです。

日本から離れている時間が長く成れば成るほど、日本の履歴に空白が生まれます。日本に帰って企業での面接で特に誇って言えることはないでしょう。アメリカでは実際はバイト生活で日本人としか居ないので英語も、日本にいる人より少し話せる程度です。

つまりは早く切り上げて日本に帰った方が余程傷が浅くて済むわけです。日本に帰って遅れを取り戻して経験積んだ方が、余程将来の給与の安定も期待できます。
実際に帰れなくなり、そのまま永住権まで取得して日本に帰りたくても帰れないローカル勤務の方達沢山いますよ。この帰れなくなったが外国生活難民の様な人たちは、日系企業の泥沼にハマります。日本より洗練されて送り込まれた、年下のエリート駐在員が上司でその下で働くわけです。常人の考えでは分かりにいハイリスクローリターンの世界です。これでも何かメリットは在るのかもしれませんが、私の知っているローカルの人達は企業の（特に給与体制）にはかなり文句を言っています。噂では、アメリカでは通常在り得ないサービス残業もある、福利厚生が無いなども聞きます。挙句の果てに同環境の人を集めてブログに文句の嵐で慰めあいです。駐在員の人は大半ハッピーですが数年で移動です。

ここで興味い深点は、世界各の民族、各国民が自国民同士で集まりたがるは人間の性なのかもしれませんが、日本人の様にアメリカまで来て就職まであえて自国の企業に積極的に行う人種は少ないと言われています。しかも労働基準法に引っかかりそうな劣悪な環境です。アメリカなのに日本企業の集まる就職説明会が存在するとか無いとか・・・

中には会社を抜けて、自分で起業する人もいます。ある意味勝ち組ですが、大半の企業主は今度は日本人学生を雇ってコキ使う方に回り昔やられていたことの仕返しの様な事をするので人としてどうかと思います。

さて残りの5パーセントの人はどうでしょうか？アメリカの企業で働いた人たちです。優秀かどうかは別としても、日本人がほとんどいない企業で働けば日本人と言うだけで重宝されます。アメリカの企業は従業員にビザを出す必要性が低いので、業績を出せば直ぐに移民の人にはビザ出してくれます。アメリカ企業では日本人でもアメリカ人でも何人でも同等に扱うので、給料も有休もそれなりにもらえます。福利厚生シッカリしています。残業はまずありません。どう考えても日系のローカル企業で働く人よりもリスクは低いです。私はアメリカ企業のレストランに学生のときバイトで行き始め、その後は希望の職種に就職をしました。

番外として結婚して主婦/夫と言う人もいます。初めはパートナーがお金をくれる苦労は少なめと言う風に思われがちですが、これまた他の日本人方と一緒でなぜか日本人同士のコミュニティーに溶け込み過る方が多いようでです。そのうち年を取っていて親友が引っ越し、子供は独立してふと周りを見るとひとりに成り孤独で、ノイローゼや精神病に成る人等相次いでいます。挙句の果てに離婚です。

もひとつ番外でグリーンカードが抽選で当たった人。説明をすることもなく最悪です。だって無理やりでもビザ取得の為に学校へ行った人よりもさらに、楽して学歴も取得せずに就職です。これまた日系企業をなぜか狙います。アメリカで大学も行っていないので英語力は低いと想定できますが。日系企業の方からすれ、はビザを出さなくて良いので、鴨がネギをしょってきた様な存在で採用の可能性は高いですが、劣悪な環境で働かされます。私の知り合いでは低所得者の補助迄受けている人もいる位です。

極論から言うとその国の人出来る友達に成りましょう。日本から来た人はそのうち日本に帰りたくなります。帰えらないと帰れなくなります。その国の友達は移動する確率低いです。生きていく上で友達は大切です。今回アメリカに関しての事を述べさせて頂きましたが、他の国も一緒だと思います。その国で長く成功するにはその国の人を頼ってください。人は人です。日本人とかアメリカ人とかと言う観点で人を見ないでください。日本人の友達が0でもその国の友達が10人いた方がずっと気楽です。アメリカに関してですが、日本人なら一人で飲屋に行けば珍しがって友達に直ぐなってくれるし、男なら女の子も話しかけてくるし悪い経験は在りませんよ。

話が随分それましたが、アメリカ在中の日本人はアメリカに居たくても入れない状況もしくは、帰りたくても帰れないの二分だと思います。

Answer 2

言ってるダケです。

言語が違うので意志の疎通が出来ない事もシバシバ。文化が違うという事は生活スタイルも異なり、国が違うという事は物価や各地域の常識も変わっています。当然のようにコンビニがある習慣とは決別します。バスも電車も時間通りに来ないし泥棒や強盗も多い。

私は留学中(現地では私の方が外人ですが)異国の人とお付き合いしていました。それ自体はいい経験ですが外人のクセにネイティブと付き合う事に”やっかみ”を受けたり差別を受けた事もあります。

体験した事が質問者さんの言う”忘れられない”経験に嘘はありませんが、あくまでも思い出として美しく残っているダケであって一生そこの色に染まる為には勇気や包容力、忍耐力だって必要です。

もちろん時代背景や運に左右される事だってあるでしょう。

もしくはビザの関係や語学力が影響していたり、今まで生活の基盤や常識を捨ててまで移住するほどの決心が付かないだけなのかも知れません。