育良のアークファンも他の100V用交流アーク溶接機も同じですが、100V側の電流は15A以下ですから、15Aの延長コードも三つ又コンセントも焼けることはありません。 でも15Aの延長コードは線の太さが細すぎます、溶接を開始したら90V近くまで電圧が落ちるでしょう。 アークファンは溶接電流が40A流れて1.6mm棒で溶接できるはずですが、100Vがドロップして90Vになったら溶接電流30Aぐらいしか出なくなるはずです。 そうなると1.6mm棒はプツップツッとくっついて溶接になりません。 100V用交流アーク溶接機は無負荷電圧が低いので「低電圧用」の溶接棒しか使えませんが、スズキッドの溶接棒カタログを見たら低電圧用溶接棒は1.4mm以下は製作していないようです。 溶接電流30Aだと1.0mm棒ぐらいしか使えないので「ちょっと無理」ですね。 太い電線(3.5スケ以上)を使った特殊な延長ケーブルを自作して、長さも5m以内にすれば1.4mm棒が使えるかもわかりませんが、とにかく電動工具などに使う15A用とか20A用の延長コードは「100V用交流アーク溶接機には使えない」とお考え下さい。
何メートルでどの位とか具体的なことはわかりませんが、延長ケーブルの長さにもよるでしょう。 200Vだとそれほど気になりません。
接触不良があるとか、コードを巻いて使うとかしないかぎりそうそう加熱発火はしないです。ただ、延長コードを使用すると、抵抗のために供給電圧が下がるので、溶接電流、溶接電圧も下がるので溶け込みが悪くなります。
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