就職してから博士の学位を取って研究者（大学教員もしくは企業研究者）の道に進みみたい！ と思うようになりました。 …

Question

就職してから博士の学位を取って研究者（大学教員もしくは企業研究者）の道に進みみたい！

と思うようになりました。

大学院卒業して、社会人になったものです。
年齢は26です。

私は機械工学専攻で修士号を取り、そのまま大手機械メーカーで設計者として、働いています。

しかし、ここ最近、「本当に大学院卒業してやりたかったことは…これなのか？」

と思うようになり、親を安心させるため。また安定を求めて今の進路に進んでしまいました。
正直に今の仕事をずっと続けられる自信はありません。

1度しかない人生、やりたいことに挑戦してみたい！

と思い、「研究者として働いていきたい。」

と二年目の4月頃から強く思うようになりました…。

大学院在学中にも指導教員に相談したことがあります。しかし、「来るのは大歓迎！面倒もみる。そして、あなたなら学位は取れると思う。
成績もそこそこ。それに研究活動も歴代研究生でもトップ。本気度は分かる。

学部生の面倒も良く見てくれてスゴく面倒見も良い。
出来ればずっと一緒に研究してほしい。

だけど、修士なら何があっても就職し易い。
博士課程は正直に就職は分からない…。
まだ、あなたは学生。社会見てからでも遅くはないよ？今は、就職を目指しなさい。世界は広いぞ？」

と言われ、納得し、狭き門なのは承知です。
だけど…ホントに全力で挑戦してみたいです。

私の指導教員は助教を取っておらず、ポストもあると思います。また、研究室の他にも研究所のメンバーにも入っており、嫌な言い方ですが、コネはあると思います。

ですから、先生のもとで、もう一度研究にチャレンジしたいと考えてます。

指導教員の先生も歳も歳で、後5年程度しか大学に入れないので…。時期が限られてると思います。

社会人から、教員になられた方居られますか？
また、何歳までなら…現実的に夢を追いかけられますか？？

教えて下さい。

Answer 1

20代で独身ならやってみればいいと思います。
＞1度しかない人生、やりたいことに挑戦してみたい！
と言えるぎりぎりの年齢でしょうね。
環境には恵まれているようですから試してみる価値はあると思います。

ただし，隣の芝生は青く見えるもので，研究にもどったらもどったでいろいろと嫌なことは目に付くと思います。
大学の人事なんて理不尽なことがあたりまえのようにまかり通りますので，実直に頑張っていればそれでいいというわけでもありません。
ただ学部卒の純粋な（世間知らずの）学生じゃないわけですから，在籍しながらも常にその後の身の振り方は意識して立ち回るようにした方が良いと思います。
目の前の研究にだけ没頭できればそれでいい，というのはあとあと何年も遠回りしたり無駄に過ごすことになりかねません。

Answer 2

僕も同じような気持ちで博士号を取りました。その気持ちは良く判ります。入ろうとした頃はポストもありそうだったのですが、結局は無いとキッパリ言われました。なので、無いものはないのです。結局、社会人Drで博士号取得だけで終わり、名刺の肩書に書けるだけになっています。

期限付きの助教人生は辛いですよ。いろいろ知人はいます。企業の研究職も若くないと中途採用も難しいでしょうね。うちの会社の最近のキャリア採用の最高齢は３０歳だった。ドンピシャの欲しい専門でないと博士採用はしないし。

Answer 3

某大学教員です。

まず、今の時点で査読を受けた論文は何報ありますか？。1～2報あればいいのですが、ゼロですと、博士課程後期の3年は相当にハードになるかと思います。

また、博士を取得できたとしても就職は全く保証できません。どこか、名前も聞いたことがないような大学に就職し、研究ではなく教育に専念するように言われるかも知れません。ポストがなければ、日本から出て、外国にポストを求めないとならないかも知れません。

お書きになられている文面を見させて頂いた印象ですと、まだ指導教員に対する依存度が大きいような印象があります。博士課程後期となると、ある程度は指導教員から離れて独自で研究する能力も要求されます。

博士学位をとるということは研究者として一人前になるということで、指導教員とはまた観点の違った研究テーマを自分でお考えになって、研究をしていく能力が要求されます。修士時代のように、指導教員の研究の下請けでは研究者としては、一人前になれないのですよ。

自分で研究テーマを立てることが前提で、そのための助言や指導を行ってくださるのが、博士課程後期の指導教員の役割で、修士時代のようにテーマを考えてくれるようなことはしてくださいません。

ですから、それらの事情もお考えになって、最後は覚悟をお持ちになってください。どのような困難があっても、研究をすべてに優先し、生涯を捧げる覚悟です。

そこまでのお覚悟をお持ちになれないのであれば、折角、就職なさっているのですから、ご無理なさることもないかと思います。憧れだけではやっていける世界ではない、ということは質問者様ご自身もよくご存知なことと存じます。

それでも、どうしても学問への夢が飽き足らずというのであれば、まだ20台とお若いですいので、挑戦なさってください。ただ、中途半端な気持ちではダメですよ。本当に覚悟を決めて、お金とかいう現世的な価値観も捨てていくつもりでいないと。

Answer 4

研究が好きで、自分には才能があると信ずるなら、行ったらいいでしょう。

ただし、貴方が書いているポストだのコネだのという皮算用については馬鹿馬鹿しいので忘れてください。