どのような経緯で税理士になったのかということは、あまりクライアントには関係ありません。誰も知識の乏しい税理士に仕事を依頼しようとは思わないでしょうし、ちゃんと勉強していない税理士は、時間をかけて淘汰されるでしょう。 ただ、ちゃんと5科目受けたから優秀な税理士というわけではありません。 建築士の試験で優秀だった人が良い図面を書くわけでもないし、調理師免許の成績が良いからと言って良い料理人になるわけでもないです。 大学院で会計や税法を学んでいるというのは一つの個性だし、そのような方向に税理士登録の門戸が開いているということは、私はおかしなことだとは思いません。試験勉強と大学院で学問を修めるのでは異質なものです。 できれば苦労の程度を合わせる方が、不公平感がなくて良いのかもとは思いますが、大学院の方が明らかに合理的に登録できるのであれば、みんなもっとそちらを目指すでしょう。誰にでもその門戸は開かれています。それほどでもないということは、案外とバランスが良い程度なのかもしれません。 もちろん、金で資格を買えるような事態になっては困るとは思うのですが、そこまでじゃないでしょう。 最初に言った通り、知識がイマイチな税理士は自然と淘汰されるはずなので、それは試験に5科目受かったかとか、大学院の免除かは関係ないと思います。
なるほど:2
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