長い間鬱で苦しみ、今障害年金の手続きを終えたところです。年齢は47歳にもうすぐなります。小さい頃から学校生活などで違和感…

Question

長い間鬱で苦しみ、今障害年金の手続きを終えたところです。年齢は47歳にもうすぐなります。小さい頃から学校生活などで違和感はあったのですが、つい最近自閉症スペクトラムとの診断も受けました。大変無謀な事かと思いますが、資格を取り自分のペースで仕事をしたいと思い司法書士の勉強をしようと思っています。今から勉強して2年から3年で取得したいと思っています。自閉症スペクトラムであったとしても、自分の特性を生かした専門性のある職業につけば、細々ながらも生きる実感を持って生活できるのではないかと思い挑戦しようと思っています。どうか病気を乗り越えて社会に復帰された経験のある方、忌憚ないご意見をお寄せください。よろしくお願いいたします。

Answer 1

身体で障害一級です。
職業柄、複数の社労士やフィナンシャルプランナーと共に仕事をする機会を持っています。
素人の方より多くの事例を詳細に知る立場にあります。
実例に沿って回答をさせて頂きます。

お志は大変貴いものと思います。
障害を受け入れたうえで乗り越えていこうというお考えは真にご立派です。
仲間として心から応援のしたく思います。

さて、勿論ご自身のご興味のあるお仕事についていきたいというお気持ちはよく判ります。
ただご自身のペースで、ということは自由業の場合はなかなか難しいものです。
私は中途障害で、健常者の頃自営の経験がございます
まるで畑違いの商売ではありますが、やはり宮仕えと異なり自分の勘定で食べていくというのはあまりのんびりしたものではありません。
特に所謂士業は最難関の弁護士も含めて昨今仕事が大変難しくなっております。
はっきり言えばお客の取り合い、サービス合戦です。

私は自営を諸事情で畳んだ時、その売却益をもとに幾つか投資性不動産を所有しています。
※幸い赤字での廃業ではありませんでした。

その折登記関係でお世話になった司法書士の先生にその後もずっとお願いしています。
また現在は障害者雇用で大手企業グループの末端の会社で総務畑の仕事をしております。
会社自体がグループ全体の総務請負をするような感じの会社なので司法書士の先生ともお付き合いを頂いております。

お話を伺いますとバブルの頃は不動産登記で半分寝ていても十分やって行けたそうですが、バブル崩壊以降は仕事の総量が決定的に減っているようです。
消費者金融の金利過払い問題で息を凌いでいるようですが、これは一般のあまり良質でないお客を相手にしなくてはなりません。
一概には言えませんが、消費者金融で相当の借金をした方々です。
そこでいわば市場の食い合いです。
待ちの商売、という感じではとてもやっていけないようです。

ですからご自身のペースで、というのはやや難しいとは思います。
契約企業をいくつも持っているのでしたらそれでやっていけますが、徒手空拳からのスタートではそうもいかないでしょう。

多少宮仕えの息苦しさはありますが、資格を取得されたら企業相手の事務所に就職されるのがむしろ緩いペースで働けると思います。
司法書士は勿論相当の難関資格です。
事務的な仕事も多いのですから、資格さえあればある程度の高給で直接クライアントと折衝する必要のない職務もあるのではないかと思います。

同じ士業でも弁護士、社労士、行政書士などは障害を持っていることをむしろ一つの「売り」にしていくやり方もあるのですが、公認会計士、税理士、司法書士という方々はそれはちょっと難しいと思います。
どうしても裁量や交渉の幅が小さく、制度的な専門的作業を依頼されますからね。

いずれにしても私のようにただ障害者枠で薄給でも何でもとにかく障害年金だのと合わせて食べていければ、という考えてはなく仕事へのきちんとした「思い」をお持ちであることはご立派の一言ですです。
そうしても障害者になると食べていける、仕事があるという事だけで良しとしてしまいがちなものです。
是非初志貫徹してください。

仲間としてご今後の活躍を心よりお祈りしております。
これからも障害に負けずに一緒に頑張っていきましょう。

Answer 2

資格取って働く頃には50くらい？遅すぎませんか？

Answer 3

PCの勉強してみてはいかがでしょうか？
デザイン関係とか。

マイクロソフトのオフィススペシャリストとか。
最近は定年後にPCを初めて買って、
基礎から習う人も多いですし、
スマホの使い方、タブレットの使い方がわからない人もいますから。

直接自宅に伺って、交通費と自給をいただくなど。

私もうつ病と発達障害があり、障害年金で暮らしています。

最近やっと、ロザリオを編むようになりました。
私はカトリック信徒です。そしてつい最近、
アクセサリー教室に通うようになりました。

教会に通うようになってから、いくつか奉仕活動に携わるようになって、
今まで見ようともしなかった現実を見たり、
経験したりして、自分がどこで必要とされているか、
少しずつ分かってきた気がします。

今はたまに行ってるのが、炊き出し。
週1回通っているのが、ホスピス病棟のご家族が寝泊まりする部屋の掃除です。

去年はミッションスクールの、バザーのボランティアをさせていただきました。
そこで小学生の子供たちが、ロザリオを買うのを目にしたのを思い出し、
ネットで調べたりしながら、つい最近編み始めました。

「ありのまま」という言葉があるでしょう？

自分の悪いところ、弱さ、病気もすべて、
神様がつくった私の個性だと思っています。

他人ができて当たり前のことが、私にはできない。
だけど、
私ができて当たり前のことが、他人にはできないことも、当たり前。

外に出て、奉仕活動やいろんなサークルに参加してみて、
これならできるかも？というのを、探してみてはいかがでしょうか？

Answer 4

司法書士の資格を取り、司法書士の事務所に勤務することをお考えでしょうか。
障がい者枠での求人をハローワークで検索しても司法書士の求人は有りませんよ。
理由は簡単です。
障がい者を雇用する義務があるのは、従業員100人以上の会社ですので、そんなに大きな司法書士事務所は、日本にほとんどないということですよ。
また、あったとしても司法書士として雇うのでなく、一般事務職です。

健常者枠でなら、雇ってくれるかということですか、鬱だったら、厳しいですよ。精神的にタフでないと出来ない仕事です。

また、司法書士事務所は、資格さえ持っていたら雇ってくれるところではありません。司法書士としての実務経験が必要です。新卒でしたら、無資格でも雇い、そのうち受験させたりしますし、20代後半30代前半でも、資格だけは有る人を雇い入れて、実務を学ばせて成長させることも有りますが、40過ぎでは無理です。

中高年で資格だけ持っていても、実務経験がないとほとんどの場合相手にされませんよ。
資格は、世の中で言われているほど役立たないものですよ。