良かったこと ・サラリーマンよりは多少給料がいいこと。 でも大企業の出世コースよりはずっと低い。これ一般には知られていない。 開業して繁盛すると、病院勤務医の3〜5倍の手取りが得られ、こうなれば大企業の社長級の身入りとなるが、と〜っても忙しい。 ・自分が患者さんの病気を発見したり、手術をしたりしたことで、それが直接患者さんの命を救うことにつながること。命は何物にも代え難いです。 ・それなりにステイタスがある(と周りから見られる)。 悪かったこと ・それこそ子供の頃から一生懸命勉強してやっとの思いで医師になったのに、日本では仕事の重みとサラリーがつり合わないこと。 ・忙しい科と暇な科との給料が同じ。忙しい医師と暇な医師との給料が同じ。 アメリカでは保険医療事情が違うため、医師個人の実力や専門分野によって、5〜8倍も(同じ医師でも)給料の開きがある。 ・まじめに生きてきた人も、むちゃくちゃやってきた人も、同じ医療が同じ料金で受けられる。つまり太らないように節食し、運動し、酒もタバコもやらないのに病気になった人は損こく。 ・いつ呼び出されるかわからないため、自分の趣味の時間が確保しがたい。
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