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東北地方で昔から熊やウサギを狩りして暮らしていた人達を「マタギ」と言うようですが、東北のその様な職業の方々は、自分達の事…

東北地方で昔から熊やウサギを狩りして暮らしていた人達を「マタギ」と言うようですが、東北のその様な職業の方々は、自分達の事を「マダギ」と言っていました。 誤った表記の始まりは、小説「黄色い牙」でしょうか?

補足

東北地方ではシナノキを方言で、マダ、或いはマンダと言います。そのシナノキの皮の繊維を剥いで、編み込んで、防寒兼用の雨具を作ります(東北地方ではケラ、他の地方ではミノと呼ばれる物です)。 マダギ(マタギ)の語源には諸説有りますが、その一つに、マダゲラを着ている姿を「マダ着」と呼んだ為、というのが有ります。里に住む人々は藁で編んだケラ(ミノ)を着ているのに対して、山の方に住んで狩りを生業にしていた人々は、藁が手に入らないので、マダを着ていました。 マタ(という物)を着ていた訳ではありません。 ということで、「マダギ」が正しいと主張するおじいちゃんが、私の知り合いにいるのです。 多分、現地の古くからの住人は、99%「マダギ」と発音していると私も思います。

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回答(4件)

  • ベストアンサー

    興味深い内容で、思わず引き込まれました。 「マタギ」流布シモダカゲキ説ですね。笑 もしかしたらもしかして、かもしれません。 僕の考察はこうです。 志茂田景樹氏の直木賞受賞作『黄色い牙』は、国鉄職員だった父親が北海道赴任中に見聞きした話を元に書かれたといいます。 諸説ある「マタギ」の語源の中に、アイヌ語で「冬の人」や狩猟を意味する「マタンギ」「マタンギトノ」がなまったものだという説があり、また、日本語の「マタギ」という語が先にあり、この語がアイヌ語に取り入れられたという説もあります。 志茂田氏の父が見聞したものが、東北地方からの開拓移住者を先祖に持たない人からの伝聞だった場合、「マダギ」ではなく、アイヌ語源の「マタギ」であった可能性が高いと思われます。 志茂田氏はなんと、あの小説を取材と調査だけ、ほぼ空想だけで書き上げてしまったそうですが、志茂田氏受賞の24年後、秋田の阿仁マタギを題材にした熊谷達也氏の『邂逅の森』が同じ直木賞に選ばれました。 熊谷氏自身は、作品を書き上げるにあたって現地を訪れ、山にも分け入り、実際に猟体験もしたといいますから、当然、ネイティヴの「マダギ」を幾度となく耳にしていたはずです。 が、彼もまた、「マタギ」としたためたのには、先輩作家への敬意があったからではないでしょうか。 >里に住む人々は藁で編んだケラ(ミノ)を着ているのに対して、山の方に住んで狩りを生業にしていた人々は、藁が手に入らないので、マダを着ていました。 個人的には、このおじいちゃんの「マダ(ゲラを)着(る人達)」説を、僕は支持したいなぁ。 おじいちゃんの主張には、なんというか、すとんと腑に落ちるような納得感がありました。

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