不動産鑑定士に興味があります。春から明治大学に通います。不動産鑑定士はよく、司法試験より難しいと言いますが、大学もそこま…

Question

不動産鑑定士に興味があります。春から明治大学に通います。不動産鑑定士はよく、司法試験より難しいと言いますが、大学もそこまで高くもないので無謀でしょうか。また、論述(？)が難しくダブルスクールすることになりそうですが、経済的な理由で予備校通いは厳しいです。

そこで、不動産関係の仕事に就くと、勉強受験費用を出してもらえると聞きましたが本当でしょうか。

正直なところ、資格を取った後も実習などがあるらしく、仕事をしながらでも大丈夫なのか心配です。不動産関係の仕事なら可能なのでしょうか。それとも、在学中に取った方が良いでしょうか。

Answer 1

現役の不動産鑑定士には明治大学OBは非常に多いです。
ただし、少子化の今、明治大学がどれくらいのレベルにあるのかよく分からないので、そのへんはなんとも言えません。

ちなみに少なくとも平成以後不動産鑑定士になった人、恐らく数百人単位で知っていますが、専門学校行かずに合格した人は見たことありません。

昔は信託銀行や大手不動産会社が若手社員を鑑定事務所に出向させて専門学校代払って育てていたという話も聞きますが、今そんな制度があるのか、これも分かりません。

本気で目指す気があるのなら、大学2年くらいまではバイト等で金貯めて、専門学校行くことお勧めします。とれるなら時間に余裕のある大学時代の方が有利です。

一応アドバイスしておくと、4月大学入学しました夢は税理士になることですといいながら、簿記2級くらいで挫折するとか、不動産鑑定士目指しますとかいいながら宅建で力尽きでバイトやサークル活動を謳歌する大学生というのは結構います。向き不向きがあるのでとりあえず、バイトしながら宅建あたりを独学でうけてみて、これ余裕だわと思えるなら不動産鑑定士考えてみたらどうでしょう。

Answer 2

司法試験より難しいという理解は一般的ではないと思います。

Answer 3

不動産鑑定士は、昭和の時代に取られた方にとっては、それほど難関な資格では無かったはずです。年配者に聞いても、司法試験や公認会計士に比べると、評価は決して高くありません。

しかし、平成以降、バブルと共にその難易度は上がり、特に短答試験が導入されて以降は、司法試験には劣るものの、極めて難関な試験になりました。

LECなどでも講座は有りますが、短答だけなら兎も角、論文試験まで視野に入れるなら、TACの一択しか有りません。恐らくは、現在の合格者のほとんどは、TACの受講生かTACの教材を利用した受験生です。

また、独学でも合格したと言うのは恐らく、かなり年配の方の意見だと思います。試験に関する多くの情報が必要となった現在、独学で難関国家試験を突破するのは、不可能とは言わないまでも非常に困難です。

そしてこの資格のコスパですが、非常に悪いと言わざるを得ません。実際の不動産取引において、宅建士や司法書士、調査士は頻繁に出てきますが、鑑定士の出番などまず有りません。はっきり言って、需要は少ないです。

ただ昔と違って、所定の大学などで研修を受ければ、実務経験なしでも登録は出来ます。百万以上のカネは掛かりますが。

どうせやるのなら、公務員試験でも狙った方が遥かに安定した人生を送れると思います。

Answer 4

司法試験と比べたり、易化と答えてる方々は司法試験も不動産鑑定士試験とも合格されていない方でしょう。最難関国家資格のどれかに合格出来る能力のある方は、時間と気力、興味さえ有ればほかの最難関国家試験にも合格出来ます。僅かな序列を付けて試験を選ぶのは反対に合格可能性を低めます。
死ぬ気でがんばってください。そうでないとおそらく不合格になり、５回以上落ちると萎えます。そうして、大半の方々が諦めます。過去問を見て、自身の思考パターンに合うか、興味が継続出来そうかよく見極めましょう。自身が不得意な科目だけ予備校に行くとか、合格者から資料を譲りうける、模擬試験だけ受験するなどの工夫するしかありません。
私は、予備校に通うことなく３大難関国家試験と言われるうち、２試験に１回で合格しています。コツは、どれだけ本気になれるかです。