職業選択を左右するのはてんかんという病名ではなく、発作や合併症の病状です。 なれない職業、とのことですが、現在法的にてんかんという病名だけででなることができない(いわゆる絶対欠格)職業は基本的にはありません。多くの国家資格などが病状が悪いとなれないことがある(相対欠格)となっています。 参考:障害者欠格事項をなくす会HP http://www.dpi-japan.org/friend/restrict/shiryo/system63.html もちろん、大型自動車運転や旅客運送業などは道路交通法などの法律の規定から実質的に就業は困難ですし、万が一発作があった場合に自らの、あるいは周囲の危険につながるような仕事(高所作業や大型機械の操作など)は避けたほうが無難でしょう。また病状によっては夜勤などがあまり適切でない、と考えられるような場合もあります。しかし、最初から全然できない、という仕事はごくわずかしかありません。実際に病院のお医者さんや看護師さんなど、夜勤がある仕事をしているてんかん患者さんもたくさんいます。病状が悪くなければ可能なのですね。 どんな仕事でも毎日倒れるような発作があれば難しいですし、自覚症状だけとか、睡眠中だけとか、発作がそれこそ10年単位でしか起こらないとか、そういう方ほど制限はなくなっていきます。また発作よりも合併症(たとえば知的障害など)の存在のほうが問題になることもあります。てんかん、という病名だけでは何も決まるわけではないとお考えください。 実際にほとんどどんな業界にもてんかん患者さんはいます。会社員、自営業、医療関係者、法曹関係者、プロスポーツ選手とかミュージシャンとか、いろんな人がいます。ですのでてんかんがある人がどんな仕事を?と言われても、ありとあらゆる答えがあり得ます。 たとえば心配なのでできれば夜勤はしたくない・・・とかいう希望はあったとしても、まずは自分が何をしたいのか、そしてそれに対して自分のてんかんの病状が問題になりうるのかどうか、その点を担当の先生や親御さん、ソーシャルワーカーさんなどと相談されると良いでしょう。
私は短大を卒業し、保育士をしています。もし、大学進学も視野に入れてるなら、寮があるか、みといたほうがいいかもしれません。寮母さんとか、何かあったときに頼れる人がそばにいた方がいいですし ちなみに私は二人部屋の寮暮らしでした。同室の子にも、寮母さんにも保健室の先生にもてんかんのことを言いました。在学中に残念ながら二度発作が起きてしまいまして、そのときは周りに話しておいたお陰で、周りが適切に対応してくれて、救急車を呼んでくれました。 あくまで私の体験談でしかないんですが、周りにきちんということでフォローしてくれる人がたくさんいることを知りました。きっと大丈夫ですよ
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