和裁、着物に関する仕事で安定した収入を得るには、どの職業が一番よいのでしょうか。

Question

和裁、着物に関する仕事で安定した収入を得るには、どの職業が一番よいのでしょうか。将来和裁、着物に関する職業につくことを志しています。
フリーの和裁士などはそれ一本で生計をたてるのは難しいとはよく聞きますが、
そのほかの仕事に関してはどうなのでしょうか。
企業就職した場合や、着付け師、着物デザイナーなど、
和裁、着物に関するさまざまな職業の収入について知りたいと思っています。

また、歌舞伎などの舞台衣装を製作する仕事にも興味をもっているのですが、
どの程度の腕前であればその仕事にかかわることができるのか、教えていただければと思います。

できるだけ詳しく、具体的な回答をいただけるとうれしいです。

Answer 1

着付け師ですが、あんまり儲かりません。（笑）

学院の講師になっても、結局はお付き合いで学院ひいきの呉服屋さんから
着物買わなくちゃいけないしねー。
学院の講師なるまでにも免状代ですごいお金かかりますが（マジで１００万くらいは）、
講師なったらなったで、またそんなお付き合いもあるので稼いでもどんどん出ていきます。

個人講師がまだマシかと思いますが、こちらは営業次第ってとこでしょうか。
でも、生計を立てるまで稼ぐのはかなり厳しいと思います。

私が思うに、呉服屋の販売員が経済的には一番確実と思いますよ。

舞台衣装を製作する仕事・・ですか。着付けじゃなくて、製作？？
作るのであれば、やっぱり織り元さんとかかな。（京都に多いと思います）
でも、着物づくりは稼ぎにならんらしいですよ。
月給１０万もないって職人さんがほとんどのようです。

Answer 2

呉服販売のお仕事のことを書きます。
毎日毎日、着物に触れていられる仕事です。
安定しているかどうかはその企業の傾き加減やお給料の形態によってなのですが、普通の呉服屋さんの店舗販売員や営業は、基本給＋歩合制の企業が多いみたいです。
私は呉服店で５年販売員と１年営業してました。毎月ノルマは無かったですが目標設定はありました。
目標に達さない、歩合の付かないお給料は、高卒の販売員で１４万くらい、営業で１８万くらい。
四大を出た男性の営業さんは２４万くらいでした。
これで勤め続ける間はサラリーマンでずーっと安定しています。普通に男性も女性も結婚される方が多いです。
誂部（お仕立てをする部署）もありましたが、パート勤務で時給８００円、年配の女性が多かったです。
よく「キモノ関係って怪しい仕事～！！」とか言われましたけど、私は親族も友人もアテにしたことなかったですし、お客様には信用してもらえて仲良くなれるし、キレイないい仕事ねって言っていただくことも多かったです。
着物だけじゃなく、作法やいろいろな日本文化に対する知識をたくさん学べる業界です。向き不向きはありますが楽しいですよ♪
あとは「怪しい」企業も本当に多いいので、選び間違えて入社してしまわないことです・・・

Answer 3

詳しくなくてすみませんが、
某オカマキャラの着物デザイナーの元で働く友人がいました。
地味な割りにハードな仕事で、同僚は高齢のおばちゃんばかりだったそうです。
数年働いたのち、海外に勉強にいきました。
その後何しているか知りませんが…

歌舞伎などは縁故が重要ではないかと思いますよ。
まずは職歴を重ねて、技術をあげることでしょうね。ありきたりな回答ですが…

紅白の演歌歌手の衣装を作る知人は、そのとき以外はあまり仕事がないという人でした。フリーでやっていたようです。
そのかわり夏前後からその方にかかりっきりだそうです。