市役所の化学職ってどういう仕事なのでしょうか？

Question

市役所の化学職ってどういう仕事なのでしょうか？地元の市役所の採用試験をうけるつもりしているんですが、化学職というもがよく分かりません。
具体的にどいうところに配属されて、どういう仕事をするのでしょうか？
機械、電気職はそれの維持管理で上下水、排水処理施設等で交代勤務だとか
簡単な作業ならば自分で直してしまったり、無理なら業者に発注したりという仕事が主だとは思っています。
化学職は見当もつきません。交代勤務等もあるのでしょうか？

補足

夜勤はあるのでしょうか？機械で受けるか化学で受けるか迷っています。機械は夜勤がありますが・・・

Answer 1

水道局の浄水場や公共下水道の浄化センターには、水質試験所が併設されています。
また、それらの施設の通常の運転に関しても、薬品を使用しています。
例えば、浄水場の浄水処理施設では、滅菌のための『塩素剤』を使用しますし、
原水に溶け込んでいる鉄などの金属物質や土などを除去するための凝集剤も使用します。

排水処理施設でも、汚泥を凝固する薬品を使用しますし、
処理水を河川などに放流する前に塩素剤を使用します。

その他では、環境部門で、水質・大気・土壌などの管理していますので、
化学職が必要と考えられます。

また、市営の保健所でも化学職が必要です。

市役所といっても、いろんな部署で、いろんな職種の職員が仕事をしていますよ。

【補足に対して】
仕事の内容・配属部署によって様々だろうと思います。
例えば、浄水場の水質試験室などに配属された場合は、
夜勤がある可能性があります。
浄水場は、24時間365日稼働していますが、
取水する原水水質は、常に変化しています。
常時稼働している水質試験器もありますが、
水質試験器では、検査項目（検査対象）が限られます。
ですから、水質変化に敏感な『鮎』などの魚類を利用した
水質監視を行っている浄水場もあります。
想定外の水質汚濁が発生した場合は、即座に原因物質を特定し
住民に被害を与えない処置を行う必要があります。
そのような部署に配属された場合は、夜勤の可能性も大きいです。