弁護士といっても、労働法は選択科目で出題されるだけで、まったく勉強したことのない弁護士もザラです。それに対して、社会保険労務士は、労働法のほかに、社会保障法令も出題されるので、労働分野に関しては社会保険労務士のほうが遥かに詳しいんですよ。労働や社会保障系の専門家が社会保険労務士です。もちろん、司法試験合格後に労働法関係を独学される弁護士さんもいますが。 他にも司法書士という法律資格がありますね。これは登記などの専門家。弁護士は不動産登記なんて勉強したこともないいので、登記関係は司法書士が独占的に業務を行っています。 社労士は事務処理をするのが仕事と回答されている方がいますが、労働関係に関しては代理人になることも一部認められています。ちなみに、司法書士は認定を受ければ訴額によっては簡易裁判所の法廷にも立てます。事務処理といえば、書面作成しかできない行政書士のほうがイメージがあってますね。
社労士は、厚生労働省関係の専門ですから、 ・社会保険の手続 ・労働保険の手続 ・就業規則の作成 ・労働問題の解決 ・助成金の手続 等には役に立つでしょう。 弁護士さんは、そういった部門に不得意な方もいますし、手続業務に関しては弁護士でも社労士として登録しなければすることはできません。 一方弁護士さんは、法律業務のワイルドカード。どこでも使えるので有効性は高いです。しかし、会社で起こる大きな問題のほとんどは社内の問題です。ですから、社労士との顧問契約でも有効とされるのでしょう。 弁護士さんと顧問契約を組むことで、契約書類の確認や債権回収に関する問題等に大きな力を発揮される場合があります。また、労働裁判になってしまった場合は、弁護士さんでないと対応できません。 トラブルない状態でも社労士は仕事がありますが、弁護士はトラブル予防以外にはやるべき仕事がありません。トラブルにあったことがなければ、弁護士を頼った事が無いので、社労士だけと顧問を結ぶケースが多いのでしょう。 社労士より税理士さんとの顧問の方が多いですけどね。
(1)弁護士と社労士違いはなんですか?! 費用が違います。 (2)会社が弁護士ではなく社労士と契約するのって理由はなんですか? 費用は押さえたいですよね。だからです。「社労士」で済む内容となれば「弁護士」までは不要でしょう。
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