保全のデータ整理について

Question

保全のデータ整理についてこの度、会社より設備(機械)の保全を任される事に。
これまで、自社で保全はせずメーカー任せだったのを、自社で出来る範囲は整備すると。

そこで、会社よりこれまでのデータをまとめるよう指示を受けましたが、会社としてもどんなデータをまとめるのか分かってません。

これまでサービスエンジニアとして仕事してましたが、転職して今の仕事を任される事になり、色々調べてますが漠然としており、よくわかりません。

保全職としてどう言ったデータをまとめるべきでしょう？
また必要な資格や書籍を教えて下さい。

宜しくお願いします。

Answer 1

これまでのデータ(保全記録)として具体的にどのようなものがあるのか質問文からだけでは読み取れませんが、例えばですが、以下のような感じでは如何でしょうか？
恐らく設備ごとにどんな内容の保全をいつ実施してきたかということは記録として残っているのではと思います。保全の際に整備した部品、交換した部品をリストアップし、それと掛かった費用なんかも出しておくと良いのではと思います。そうすることでこれまでの保全履歴から保全に要する予算化も含めた今後の設備保全計画書を作っていくといった感じでしょうか？
それには各設備の図面の整理であったり、使用している機器、部品の種類や員数(予備部品の在庫管理)なんかも必要になってくると思います。また製造現場で一番避けなければならないのは突発故障を起こし、修理のために生産中のラインを止めざるを得ない状況にしてしまうことだと思います。そのため重要になってくるのは日常の設備点検で如何に設備の変化に気付けるかということだと思います。今現在行われている設備点検の方法が妥当なものであるかの確認もしてみても良いと思います。
また資格等についてですが、これを取得したから何ができるかというわけではないですが、ご存知かもしれませんが、機械保全技能士という資格があります。取得はしなくてもこの関連の参考書なとネットで検索すればいくつかヒットすると思うので、参考にされてみてはと思います。