解決済み
現在高校2年理系男子のものです。学力レベルは東大に合格できるものと考えてください。今後の進路を、医者か外資系企業かで迷っています。理系に進学したのはどちらにもなれる可能性があるからです。 以下に双方についてメリットデメリットを自分なりにまとめてみました。 Q1.以下のまとめに訂正付け足しその他はありますか? Q2.皆様ならどちらを選びますか? 【1】医者の場合 (大阪or千葉 大学医学部に進学、臨床メインを想定) *メリット ・大学受験に受かりさえすればほぼ確実に医者になれる ・社会情勢が急変しても資格と技術があるため生きていける。 ・安定して高収入が得られる。 *デメリット ・激務 ・人の死を扱うため一定のリスク ・一種のルーティンワーク、悪く言えば日々治療だけの日常 ・最新医療に対応するため常に勉強しなくてはならない 【2】外資系企業 (東大理1進学→進振りで経済学部 or 京都大学経済学部理系枠への進学を想定) *メリット ・成果次第で高収入 ・ルーティンワーク感はない ・世界を股にかけて活躍できる *デメリット ・成果次第で低収入、クビ ・社会情勢の変化の影響を受けやすい ・AIの発達による人員削減リスク ・激務 ・大学受験後、就職というもうひと勝負がある 以上です。Q1.2、よろしくお願いします。
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大変優秀な生徒さんとお見受けいたします。 医者の場合のメリット、デメリットの分析はほぼそれでいいと思いますが、ものは考えようです。 人の命を扱う激務ということはむしろ医療の本質なので、これをデメリットというならそもそも医師には向いていません。 むしろ崇高でやりがいのある仕事と認識すべきでしょう。 「一種のルーティンワーク」なんて、たいていの職業でも共通です。 寿司職人は毎日寿司を握っています。 その中で日々研鑽精進して技量を上げ、客をもてなしたりして喜びを見出すのではないでしょうか? それに医師は臨床医でも研究したり論文を書いたりするので、学究関係の仕事もあります。 また近年は専門医資格を取ったりする必要があるので勉強は一生続きます。 勉強することをデメリットと考え楽しめないなら、これも医師には向きません。 最後に失礼ながら、質問を読んでいて少々不甲斐ないと思うのは、職業選択を損得勘定やコスパで考えており、情熱や執念のようなものが感じられないことです。 最近の若い人は恋愛や結婚までコスパで考える傾向があると聞きますが、これでは一つのことを継続できないように思います。 と言っても突然情熱が沸くわけではないでしょうし、少しでも後悔のない選択をすることをお祈りいたします。
>Q1.以下のまとめに訂正付け足しその他はありますか? 特に無い。 >Q2.皆様ならどちらを選びますか? 医者⇒飽きたら企業。その逆はちと難しい。 私は興味の対象が生物学の範疇なので、あなた立場なら医者を目指しているだろう。今のところは、だけど。
これに答えるのはなかなか難しいし、人によって意見は異なるとは思いますが、私なりに答えてみましょう。 【1】 >大学受験に受かりさえすればほぼ確実に医者になれる 医師国家試験は難関で、国立大でも毎年合格率は9割をちょっと超える程度です。「ほぼ確実」をどうとらえるかにもよりますが、何年も合格できないとか、ドロップアウトする人はけっこういます。 >安定して高収入が得られる。 これも「高収入」をどうとらえるかにもよりますが、たとえば勤務医の年収は外資系ITや金融で活躍している人よりもかなり低くなります。 >激務 これはどれも同じ(笑)。楽な仕事だが、やりがいはあって高収入、なんてのはない。 >最新医療に対応するため常に勉強しなくてはならない 勉強し続けることを「デメリット」と捉えるようでは、医者でも外資系企業でも成功できないよ。いくら臨床メインとはいえ、昔の田舎の開業医じゃないんだから、週末などに学会に行って勉強しなきゃなんないのは当たり前です。むしろ勉強し続けられて刺激のある面白い仕事だ、くらいの考え方じゃないと。 【2】 >AIの発達による人員削減リスク もしかしたら外資系勤務、というのを少し誤解しているかもしれないけど、いわゆる事務とか営業とかのサラリーマンの仕事では、高給はとれないし、そもそも東大卒が好んで就く仕事ではないです。AIの発達によって激減する専門職というのは確実にあるけど、AIには永久にできないだろう、という技術や知識を身につけるという気持ちで勉強しましょう。「人員削減のリスク」というのもちょっと変。勤めている企業の業績が悪化しそうになったら、こっちから見切りをつけて転職するくらいじゃないと。リーマンショックの時に路頭に迷ったというビジネスパーソンも、誰でも替えがきくような人材だったから困ったわけで、本当に頭がいい連中は他業種などに転職して、困っていなかったらしいよ。 >大学受験後、就職というもうひと勝負がある 上記と同じ理由で、この心配は奇妙だな。そもそもどこも就職できないようでは成功できるわけないし、たとえ最初はさえない仕事でも、キャリアを積んでどんどん転職し、いずれは大きなプロジェクトに加わったり、ビジネスを自分で起こしたりすればいいわけで、大学卒業時点での就活は、大きなヤマではない、ですね。それからMBAもしくは関連する専門職学位も取る必要があるので、大卒後の勉強も大変ちゃあ大変かな。
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